4.1 l系列の特徴
l系列は以下のような特徴を持ちます。
l系列の可能最大周期はT=q−1となります。
レジスタの初期内容(p)の変化では、非周期部分が変化するだけで周期や
自己相関値には関係しません。
拡張dでは非周期部分は変化せず、周期が長くなっていきます。
連結整数qの変化では非周期部分が変化せず、周期と自己相関値が変化します。
今研究では上記の4の変化での自己相関値のグラフやスペクトラム拡散に適した
系列の生成方法について考えます。