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東鳩格闘劇場
主人公がＬｅａｆキャラクターと熱いバトルを繰り広げる対戦格闘ゲーム。
対戦相手は葵であった。格闘派だけあり、実によい動きをしている。うかつに近ずくことができない。だが、このままじっとしているわけにもいかない。
両者が同時に動き出す。
お互いの激しい攻防が広がる。さながらドモンカッシュとアレンビーの格闘シーンを想わせる。
だが、やはり女の子。パワーではこちらが勝っている。
葵の打ち出した切れのよい正拳突きを何とかかわし、その腕を取りそのまま投げ飛ばした。
葵は受身をとりながら、勢いよく転がっていった。
葵は何を思ったか、スクッと立ち上がりポケットの中からなにやらトレードマークである赤いブルマーを取り出した。
そういえば、今転がった時に見えたが、パンツだったよな・・・クマの・・・（見たんかい）
まさかブルマーを履くと強くなると言うのか、最終教師じゃあるまいし。
葵が赤いブルマーを履きはじめた。
はき、はき、ギュッ
「これで通常の３倍」（お前はシャアか！）
そして、また両者の攻防が始まったと思いきや。今度は自分の方が確実に押されている。冗談ではない確実に速くなっている、こちらの攻撃がまったく当たらない。
「なるほど、３割増はだてじゃない」（３倍だって）
嵐のように降りつづける拳の雨、かわすどころでは無い、防御するのが精一杯である。しかも体力もどんどんけづられてゆく。このままでは勝ち目が無い。どうする？
防戦一方で体力も残り少ない、このままではまずい。防御の隙間から葵の攻撃を伺いつつ、何か打つ手は無いかと必死に考える。
葵は攻撃を連打しながらこちらの体力が残り少ないことに気ずいていた。そしてこれで終わりだと言わんばかりの強烈な一撃を打ち放とうとした。
葵の攻撃が大ぶりになったその瞬間、「いまだ！」と思い。
「スクリューアッパッーーー！！」（えっ？）
葵は攻撃が来るとはおもわず、まともに食らってしまった。激しい竜巻とともに葵の体が宙を舞った。そして体が地面に激しく打ち付けられた。
逆転Ｋ．Ｏであった。どこからか「グレイト」と言う声が聞こえたような気がした。
「こんなこともあろうかとタイで修行した甲斐があったな」（いつした？）
そんなことを考えていた時、近くにいた委員長が白旗を揚げて叫んでいた。
「勝者ひろゆき！」
「えっ！いいんちょ審判やったん？」
俺はてっきり旗持って騒いでたから、自分の応援してくれてるとばかり思ってた。
まあ、そんなことはよい。せっかく勝ったのだから葵のＨＣＧをみなければHゲームである意味が無い。
勝者が敗者をひんむくことが出来る、なんてすばらしいルールなんだ！まさにHゲーム万歳である。
そして再び煩悩の世界にひた走る。
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