休煙のススメ

タバコをやめるのってむつかしいことでしょうか?

どんちんが突然、平成21年11月1日朝からタバコをすわなくなってしまいました、いわゆる休煙活動にはいりました、その経緯を報告します。
参考になるかならないかは、あなた次第です あくまでも事実、ドキュメンタリー報告です (おおげさ)

【タバコ命】

根性もない、ポリシーも勇気もなんにも持っていない、どんちんがタバコを吸わなくなって、もう3ヶ月以上経ってしまいました、まわりのみんながびっくりしています。

かなりのヘビースモーカーでしたから、病気で寝込んで、ご飯が食べられなくても、タバコだけは吸っていました。そんなふうに人生40年間休みなくずっと喫煙していました(根性あるよねえ)

今思ってみると、どうしてタバコを吸っていたのかな? 不思議です、きっと何も考えないでタバコがタバコを吸っていたのでしょうね。

タバコって、そんなに魅力があったのかな、今思ってみると不思議です。

【いったいどれだけ吸ったか】

なぜ、そんなにしてまでタバコを吸っているのかな、ふとそんなことを思ってみました。

麻雀やっているときの聴稗(てんぱい)タバコ、昔はそんなこともありました、自然の動作で吸っていたのでしょうね。

いったい、何本吸ったのかな、どんちんは、18歳の頃から毎日、雨が降ろうが風が吹こうが、病気で熱があろうが、ほぼ毎日120本ずつ吸っていました。いったい今までに何本吸ったのかな?20本×365日×40年間=292000本だそうです29万本  おお!すごい タバコの箱で14600箱ですわ、すごい量ですねえ。ほんとにこんなに吸ったのかなぁ?

へぇ〜って感じですねえ 一カ所にまとめて置いてみたら、いったいどのくらいの量になるのでしょうか、想像もつきません。

タバコ代に、いったい、いくら消費したのでしょうか?恐ろしくて計算できませんわ すごい金額になるのでしょうね

そのほか、タバコを吸うために費やした時間、これもまたすごい時間になるのでしょうよね。

15分として、24333時間、1014日、いままでの人生で27年間分はタバコのために使ってきた??どえらい時間を使ってきましたねえ。 もったいない気がします

【タバコの効果】

でも、いままで、楽しんできたタバコです、それなりに効果(楽しみ)はあったはずです

ストレスの解消? どんなストレスがあるのかな、いったいタバコを吸うことによってストレスが解消できるのかな ちがうでしょう、タバコを吸わないストレスを解消させるためにタバコに火を付けるのですよ(ここが一番肝心)つまり、タバコを吸うためにタバコを吸っていたのですね タバコを吸わなくたってストレスは解消できますし、そんなにストレスっておおいのかな?  どんちんはアホじゃからストレスなんてなかったわ (^^;)

よく、「ストレスを解消するためにタバコを吸っている」と言う人たちがいますが、はっきり言って、それは間違っているし、喫煙の理由にならないですよ。

でも、タバコ仲間との語らいの場、仕事中に、ちょっと、おさぼりして出かけてタバコを吸いながらお話しするのって、楽しいし、思いがけない情報も収集できることがありますからね。

そういった、楽しいこともいっぱいありましたよ。無駄なことばかりでなく、たまには役に立った、そんなこともありました。

 

【美味しかったタバコ】

今までに一番美味しかったタバコ ヨーロッパへ飛行機で行って10時間以上吸わなくて、フランクフルト空港で吸った一服、あのときのタバコは美味しかったです。我慢したあとの一服でしたからね。

でも、吸っちゃいけない場所に座っていればタバコもがまんできるという実感も味わいました、我慢するのはつらかったです。

不謹慎ですが、親父が死んだときのタバコは人生の中で一番美味しかったです。

おもえば、平成1893日です 親父が突然脳梗塞で倒れ、付きっきりで看病(付いていただけ)していました。病状が悪化し、今夜あたりがヤマ場という日でした、親父のそばを離れることが出来ず、ずーっとついていました、そんな状態でしたからタバコを吸いたいという気持ちはなかったような気がします。 痰がつまったりして苦しそうでした(父もかなりのヘビースモーカーでした) 一晩中ついていました、そして、お昼頃にすーっと逝ってしまいました。頭の中が空っぽになり、「さて、これからどうしよう」 そう思ったら、足が病院の中の喫煙所にむかっていました そこで、自然にタバコを吸いました、何時間ぶりに吸ったのでしょうか このときのタバコは、今までの人生の中で一番美味しい味がしました。きっと親父が「ずっと、ついていてくれてありがとう、ゆっくりやすんでくれ」そういったプレゼントだったのかもしれませんね。

あのときのタバコは美味しかったです、タバコにはそんな効果もあるのです、たまにはいいこともあるよね。

【タバコの害】

でもね、長年喫煙を続けていたせいか、タバコの副作用? ひどい頭痛に悩まされていました 原因は、おそらく一酸化炭素中毒だったと思います、呼気中の一酸化炭素濃度を測定してみてください、ちょっとびっくりするような値が表示されますよ、以前測定したときはショックでした、そのとき「うわぁ〜、タバコやめなくちゃ」と思ったよ、もう10年以上も前の話、でも、そのときは止めなかったわ。というか、やめられなかったです。

きっと、肺もタールで真っ黒になっているし、COPD(肺気腫)になっているでしょうね、それに、脳細胞もだいぶ衰えてきてクルクルパーになってしまうのではないかと思います。

【習慣】

さて、毎日のタバコはおいしいのかな もし、20本吸っているのなら、美味しかったタバコと、そうでなかったタバコをチェックしてみたらいかがでしょうか? 美味しかったタバコがあれば、そこだけチェックすればよいのではないでしょうか、あとは吸っても吸わなくてもよいのならば、吸わなくてもよいということですからね。

単にタバコの時間というだけで吸っているのではないか

朝起きてすぐにタバコに支配される生活 これって、いやですねえ。 毎朝「うわあ〜、今日も一日がタバコではじまるのか」そう思うといやですよね 習慣というのは恐ろしいもので、条件反射の如く、自然に喫煙場所に座っているのですよね。

喫煙習慣を止めて、休煙すればタバコを我慢することもなくなるのですよ。

そうです、我慢するというのは、喫煙習慣が残っているから、我慢をしなければならないのです、喫煙しなければ我慢をする必要もなくなりますよ。 禁煙というのは、強制的に喫煙を禁じることです、そりゃ苦痛だろうし、反発もするだろうし 隠れてでも吸いたくなるでしょうね、禁煙なんてしなくてよいですよ ただ、喫煙を休憩、つまり、お休みするのですからね。

 

【タバコ文化】

初めてのタバコ

わたしの青春の頃、当時は(昭和45年ぐらい)、大人になった証 酒・タバコ そんな姿が格好良かった 喫茶店に入って、コーヒーを飲み、タバコをふかす、そんな姿が大人になったというか、大人の証?みんなそんな感じでした。背伸びしたかったのでしょうね。 

その時代、列車にも吸い殻入れ、駅には灰皿、すべてがタバコ文化の生活でした麻雀壮では煙もんもんでした、それが普通でした、いまから考えると不思議な世界でしたねえ つい最近まで、どんちんの歯もヤニで真っ黒でした、汚いですよね。

何年か前までは、飛行機でも喫煙席というものが存在していました、後方は喫煙席となっていました。バスでも後部座席は喫煙席でした。

それから40年、日本全国ほとんどが禁煙席となってしまいました。東京をはじめ、大きな街では路上禁煙となっています。

いまはどうなのかな? タバコを吸える場所はほんとに少なくなってきましたよね、駅のホームも禁煙になりました、ただし新幹線のホームでは灰皿が置いてありますし、新幹線には喫煙車というものもあります、最近新幹線のN700系では喫煙コーナーが設けられていて、そこでは喫煙が出来るようになっています、しかし、タバコを吸うために、喫煙コーナーの外で順番を待ってタバコを吸うって、なんとなく変な感じですよねえ。

喫煙している人たちって、やっぱりヤニ臭いよね〜

新幹線の喫煙車両 ここだけは絶対に近づきたくありません、でも、元来タバコの匂いは嫌いじゃないから、横でタバコ吸っていても平気です(どちらかといえば好きな香り)でも、タバコ吸っている人って、息がヤニ臭いよね、これはどうしようもないですね。

ただし、レストランとか、食堂 食事中に吸われるのは困ります、どんちんは、喫煙人間であったときでも、そういった場所では吸いませんでしたよ、やっぱりマナーは守らなくちゃね。

【休煙の効果】

最近、タバコを吸わなくなってこんな効果があらわれました

あれほどしつこかった頭痛からみごとに解放されました。頭がすっきりして、ご飯が美味しい、空気がうまい、朝の目覚めが気持ちいいです。肌のつやがよくなった、それに吹き出物がなくなりました、うれしいですよ、健康になりました。それと、以前に比べてお酒が美味しくなって、前よりもたくさん飲めるようになりました、楽しいですわ。

なんとなく、ハイソな生活をしているようなちょっとセレブっぽい感じがしますよ。

それに、なにか良いことがおこると、「うん、タバコ吸わなくなったからなのだ」なんて思ったり出来ます。

【副作用】

逆にタバコを吸わなくなって副作用

眠気との戦い、とにかく眠い、つまりよく寝れます、快眠

ウンチが硬いぞ・・・以前は、朝ご飯を食べて、一服すると条件反射のようにトイレに行っていましたが、ちょっと便秘気味になってきたかな?? 

 

【究極の選択】

食べ物が美味しいので、デブに成長するのに気をつけましょう、食べ物が美味しいですよ。レストランに食事に行って、同じ料金を支払うのだったら、美味しくいただいたほうが得ですよね。

でも、精神面でも、ものすごく健康であるということを実感できます、毎日がすごくハッピーな感じですよ。

どっちを選びますか?このまま喫煙者でいるか、それとも休煙活動にはいってみましょうか?

思い切って、少しタバコを休んでみませんか?

さあて、どうすればタバコから離れられるかな・・・おまかせください、かならず休煙活動のお仲間に入ることが出来ますよ。

【中毒から脱皮】

どんちんを信じて、ここから先を読んでみて下さいね

まず、ニコチン中毒ってあるの? そんなものはありません もし、タバコ吸っている人たちはニコチン中毒だけでしたら、ニコチンを摂取させれば、タバコを吸わなくなると思いますが、絶対にそんなことはないですよ、その証拠に ニコチンパッチを貼っていたり、ニコチンガムをかんでいる人たち(タバコ以外の方法でニコチン摂取している人たち)に「タバコ吸いたくないですか?」聞いてみてください、必ず「吸いたいに決まっているわ、こんなもん(所詮代替え品)では我慢できない、本数減らすための、まやかしだけだわ」こんな答えが返ってきますよ。

むかし、ニコチンガムを使用した経験がありますが、めっちゃんこまずいし、かなり高価だし、そんなのでタバコがやめられるという保証はないし、あんなのは必要ありません。

ニコチン中毒というものは、実はタバコ中毒つまり煙中毒なのではないのかな 本当か嘘か知りませんが、以前何かの本で、タバコ中毒の人は、タバコがなくなると、そこらのロープの切れ端でさえもタバコのかわりにして火を付けて煙を吸っていた そんな話をきいたことがあります、本当かな?もし事実だとしたら、やっぱり煙中毒なんですよね。

煙中毒だとしたら、その成分は タール(いがらっぽさ) 一酸化炭素(酸欠症状を起こさせる)こんなものでしょうか?

喫煙所にたむろしている姿を眺めてみて・・・

他人の煙は嫌か?どんちん、タバコの匂いは嫌いじゃないし、どちらかといえば好きな匂いだと思っています、隣で吸っていても全然嫌じゃないですよ、但し、食事しているときは困ります、マナーさえ守ればいいと思いますけど。

たまに、吸いたくなる時ってどんな時? いまでも、「ああ、タバコ吸いたいな ちょっと一服してみたいな」そう思うときはあります、そりゃ嫌いになってタバコを止めたわけじゃないですから、「吸いたい」と思うのは当然だと思います。

テレビで映画みていて、アウトローが荒野でタバコを吸っているシーンを見ると「ああ、吸いたいわ」なんて思うこともありますよ。

しかし、「タバコ・タバコ・タバコ、タバコが吸いたい〜 我慢できない」気が狂うくらいにタバコが欲しくなる、そんなことはありません、休煙して、最初からそんな風に思ったことは一度もありませんでした。

 

【ハッピーライフが待っています】

休煙は楽しい、我慢じゃない 無理に“禁煙”ではなく ちょっとお休みしてみましょう

たばこをすっている人たちをみていると何となく哀れにみえてきます じつは休煙してみて思いました、タバコを吸わない暮らしって、楽しさがいっぱいかくれていました、 けっして苦痛感というのはかんじられません、かえって楽しいですよ これは本当です。

さて、ヘビースモーカーのどんちんがどうやってタバコをやめたのか、禁煙ではなく、あえて“休煙”という表現をしたいと思います。あなたも、休煙のお仲間にはいって、みんなと一緒に休煙ライフを楽しみましょう

タバコは美味しいかな? どんちんが吸煙していたとき、美味しいと思うときもあれば、そうは思わないで、何となくという感じで吸っていたときもありました、 不味いと思いながら吸っていたときもありました。

【人生が変わります】

それでも、まだタバコを楽しみますか、それとも休煙しますか

どんちんお勧め、とっておきのタバコ生活からおさらばする方法を伝授します

今日は一日、タバコを楽しみましょう、もしかしたら人生最後のタバコデーになるかもしれませんからね せっかくですからタバコは1本ずつ美味しいと思えるかを確認してください、そして美味しいと思ってタバコを楽しんでください、でも、明日からは、もっと楽しい暮らしが待っていますよ。美味しくなかったら、無理に吸うのは止めましょうね。

最後の1本は・・・ただし、夜寝る前に、ここに書いてあることを思い出してください、そして、寝る前の一服だけ我慢してください。次の朝目覚めたとき、あなたはタバコの煙から解放されています。 朝一番のタバコさえ吸わなければ、休煙活動に突入できます

時間が過ぎていくのが楽しみになってきます、 次第に、ニコチン、タールが身体の中から抜けていくのを実感でき、頭の中がさわやかになってきます。

日が過ぎていくのを毎日楽しむことが出来ますよ、けっして我慢(禁止)をするのじゃないですからね、休煙というものを楽しめるのですから。

今、私は頭痛もなく毎朝すっきりとした目覚め、美味しい食事 なんとなく、どえらい楽しい生活になってきました タバコのことは思います 「いままでだったら、朝お仕事でかける前に3本吸っていたのだなあ」とか「いまごろみんな喫煙所でたむろしているのだろうな」 なんてね

しかし、何十年も親しんできたタバコというお友達ですから、 なにげなく、自然に喫煙所に足が向いていくことがあります、それは当然です、 でも、懐かしんで喫煙場所を眺めることが出来るようになりますよ。 となりで吸っている人があれば 「ふふ、哀れ」って思えてきますよ。いくら勧められても決して手を伸ばすことはないでしょう、せっかくこんなに楽しい休煙活動に参加できているのですから。

 

【楽しい毎日】

休煙は楽しいのです、ただし、誤解されやすいのは、本数を減らしたってまったく意味のない行為だということです、タバコというのはたとえ1本でも吸っていれば喫煙者の分類です、1日に100本吸っていた人が1日に10本に減らしたって、全く意味のないことです、休煙とは喫煙量(本数)がゼロにならなくては意味がありません。

本数を減らしたって、すぐにもとに戻ってしまいます、そして、リバウンドで以前より本数が増えることだってありますからね。

でも、休煙が楽しいことだと理解できれば、毎日を楽しく過ごすことが出来ます、けっして“禁煙”“タバコを我慢するのだ” なんて思わないでください。

「いま、休煙を楽しんでいるのだ」って思いましょう。 本当に楽しくなりますよ、保証します。

そうそう、そういえば、タバコを買わなくなったからコンビニへも行く用事もなくなってしまいました。お金が貯まるという感覚より、お金を使わなくなったという感覚の方が実感できます。そうですよねえ毎月1万円以上出費がなくなったのですから どうしましょうね? それも楽しいことですよね

【今日からあなたも仲間入りです】

さあ、吸煙から休煙へすすみましょう いままで、タバコ生活を十分楽しんできたはずですから、今度は休煙を楽しまなくっちゃね、たのしい毎日がやってきますよ。

結局何十年も、タバコに支配されて暮らしていたのですね、たぶん、もうそんな暮らしには戻らないと思います、だって、今が楽しいのですから。

肌はきれいになるし、歯の裏もヤニがつかないし 息もヤニ臭くないし こういうのって清潔感があっていいですよね。

タバコを吸ったことがない人は、こんなに休煙が楽しいことはわかりませんからね。 私たち喫煙者OBは喫煙の楽しさ、そして休煙の楽しさ両方を味わえるのですから幸せと思わなくちゃね。