このルールは、島根「スポンジテニスのほーむぺえじ」の管理者にしおさんから頂きましたものを要点抜粋して掲載しています。
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スポンジボールテニス 全国ルール  

第1章、第2章 省略

第3章【試合規則】

8条〔試合形式〕

  1. スポンジボールテニスは2人をもって1チームを構成するダブルスを基本とする。
     試合途中でのプレーヤーの交替はできない。

9条〔ゲームの勝敗〕

  1 試合は5ゲームで構成され、3ゲームを先取したチームが勝者となり試合を終了する。

  2. 各ゲームは4ポイント先取をもって勝ちとする。

  3. 双方のチームが3ポイントずつ得た場合はデュースとする。

  4. ジュースの後の1ポイントを得た場合、そのチームはアドバンテージ(有利・優位)となる。

    その後続いて1ポイントを得た場合、そのチームがゲームに勝ったものとする。

  5. アドバンテージの次に相手チームがポイントを得た場合は再びデュースとなる。

  6. 競技大会上必要に応じて他の方法で行うこともできる。


10条〔サーブ及びコートの選択〕

  対戦するプレーヤーは試合前にトス(ジャンケン)を行う。

  サーブ(又はレシーブ)およびコートの選択を行う。
  トスに勝ったチームは、以下のいずれかを決めるか、又は、相手側に先に決めさせる。

  1. サーブかレシーブを選択した場合、相手側はコートを選択する。

  2. コートを選択した場合、相手側はサーブかレシーブかを選択する。


11条〔サーバー及びレシーバー〕

  1. 対戦するチーム同士は互いにネットを挟んで向かい合って立ち

    サーブする方をサーバー、レシーブする方をレシーバーと称する。


12条〔コートチェンジ及びローティション〕

  1. サーブとレシーブは1ゲームを終わるごとにローティションを行う。

    奇数ゲーム終了時にはコートチェンジを行う。その順序は下図の通りとする。

  2. サーブチェンジ又はコートチェンジを間違えた場合

    または、サーブの順序やレシーブの順序を間違えた場合

    間違いが発見された次のポイントから訂正する。但し、それまでのポイントは有効である。


 

1ゲーム

2ゲーム

3ゲーム

4ゲーム

5ゲーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A

B

A

B

A

B

A

B

A

B

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


印がサーブを行うプレーヤー
〔ローティションの方法〕
1.
サーブを行ったプレーヤーは次のゲームでは左のレシーバーになる。
2.
右でレシーブを行ったプレーヤーは次のゲームではサーブを行う。

 


13条〔試合の開始〕

  1. プレーヤが各自のポジションにつき、主審の「プレイボール」のコールにより試合が開始される。


14条〔サーブの方法〕

  1. 各ポイントごとのサーブは1回とする

  2. サーブはサイドライン及びセンターラインのそれぞれ仮想延長線の間で

    ベースラインの後方で囲まれたエリア(サービスエリア)内で行なわれなければならない。

  3. サーバーは手でボールを放ち、そのボールがワンバウンドするまでにラケットで打つものとする。 

    但しトスアップ後、ボールを打つ意思表示をせず、手で捕球するか、床に落とした場合は

    サーブのやり直しができる。(空振りは認めない)

  4. 1回のサーブでラケットを振ることができるのは1回とする。

  5. サーブはラケットからボールが離れた瞬間に完了したものとみなす。

  6. 上記サーブが完了するまでサービスエリアから出る事も、ラインを踏む事もできない。

  7. サーブは右サービスエリアから行い、ポイント決定後、左サービスエリアから行う。

    以後ポイント決定ごとに左右交互に行う。

  8. サーブは右サービスエリアから行う場合は相手側の右サービスコートに向かってボールを打ち

    左サービスエリアから行う場合は左サービスコートに向かってボールを打つ。

  9. サーブの助走を禁止する。


15条〔サーブのレット(やり直し)〕

  次のサーブはレットとし、サーバーはそのサーブをやり直すものとする。

  1. サーブしたボールがネットに触れた後、相手側のサービスコートに入ったとき。

  2. プレーヤーの用意のできていないうちにサーブが行われたとき。


16条〔レシーブの方法 〕

  1. レシーバーはサーブされたボールを、ワンバウンドした後でかつツーバウンドする前に

    打たなければならない。


17条〔サーバー側の失ポイント〕

  次のサーブはフォルト(無効)となり、サーバー側は1ポイントを失うものとする。

  1. サーブしたボールが直接相手側のサービスコートに入らなかったとき。

  2. サーブが完了するまでに、いずれかの足がベースラインを踏んだとき、又は、サービスエリアを

    出たとき(フットフォルト)。

  3. サーブされたボールが相手側のサービスコートに入る前にネット以外の物に触れたとき。


18条〔レシーバー側の失ポイント〕

  1. レシーブしたボールを相手側コートに有効に返球できなかったとき。

  2. サーブされたボールを直接(ノーバウンド)ラケットにあてたとき。

  3. サーブされたボールがレシーバ側のプレーヤーの身体・着衣あるいは持ち物に触れたとき


19条〔インプレー〕

  サーブによりラケットボールが離れた瞬間をもってインプレーとなり、レット(やり直し)が主審より宣言

  されない限り、そのボールはポイントが決定するまでインプレー(試合途中)となる。


20条〔インプレーでの失ポイント〕

  以下のプレーが行われた場合、相手側が1ポイントを得るものとする。

  1. ボールを直接(ノーバウンド)ネットを越えて相手側に返球することができなかったとき。

  2. 返球したボールが相手側のコートに入らなかったとき。

  3. 返球したボールが直接審判(主審・副審・線審)あるいは設置物に当たったとき。

  4. 返球されたボールをツーバウンドする前に返球できなかったとき。

  5. 2打以上で相手側に返球したとき。

  6. プレーヤーのラケット・身体・着衣あるいは持ち物がネットに触れたとき。

  7. プレーヤーの身体・着衣あるいは持ち物がボールに触れたとき。

  8. プレーヤーのラケット・身体・着衣あるいは持ち物が、ネットを越えて相手側のエリア内に入ったとき。

  9. プレーヤーが打球しようとしている相手側のプレーを妨害したとき。

  10. いかなる場合でも、ネットを越えて打球したとき。(いかなる場合でも、オーバーネットは認めない。)


21条〔インプレーにおける有効な返球〕

  1. 打ち返したボールがネットに触れても、ネットを超えて相手側コートに入ったとき。

  2. ボールがネットポストの外側を飛び、相手コートに入ったとき。

  3. ボールがコート内に落ちている他のボール・衣服・持ち物等に当たっても、これを相手側コートに正しく

    返球したとき。


22条〔インプレーにおけるレット〕

  インプレーにおける以下の様な事項でプレーが中断した時は、そのポイントを有効とせず
   そのポイントの最初からやり直す。  

  1. 審判が判定を誤ったためプレーに支障が生じたとき。

  2. プレーヤーが不可抗力によってそのプレーを妨げられたとき。但し、主審の判定による。


23条〔ライン上への落球〕

  1. ライン上に落ちたボールはそのラインによって区切られたコート内に落ちたことになり有効である。

  2. ライン上ボールの定義


4章【審判の任務と権限】


24条〔審判の構成〕

  1. 主審・副審・線審から構成される。

  2. 主審及び副審は各1名、線審は2名の計4名を基本とする

  3. 上記は、大会運営の都合上により他の方法で行うこともできる。


25条〔主審の任務〕

  1. 試合の勝敗の決定をする。

  2. 試合中でのゲームカウント及びポイントの管理を行う。

  3. 試合中でのプレーヤーのポジションが適切かどうかを管理する。

  4. 試合中でのゲームカウント及びポイントをプレーヤーにコールをする。

  5. 試合中でのアウト・レットなどをプレーヤーにコールをする。

  6. サーブ・レシーブなど適切でない順序・位置でのプレーを発見した時は、プレーヤーを適切な順序
    適切な位置に
戻しプレーを再開させる。

  7. 担当ラインについてボールの落下地点をチェックする。

  8. 試合中にプレーヤーがツーバウンド以上で打球したか否かをチェックする。

  9. 各サーブにおけるレットについて、ボールがネットに触れているか否かをチェックする。

  10. プレーヤーのラケット・身体・持ち物がネットに触れているか否かをチェックする。

  11. プレーヤーがオーバーネットをしているか否かをチェックする。

  12. その他試合に関わるプレーについてすべてを管理する。


26条〔主審の権限〕

  1. 試合の勝敗の決定を行なうことができる。

  2. 試合のプレーについての有効・無効の判定を決定できる。

  3. 試合中の適切でない順序・位置について、正しい順序・位置に戻るようにプレーヤーに指示できる。

  4. 主審の判定について従わないプレーヤーについて注意し、それでもなお従わないプレーヤーに
    ついては
退場させる権限をもつ。

    もちろん、その退場となったチームはその試合では敗戦となる。

  5. その他試合に関わるすべての判定を決定できる。


27条〔 副審の任務 〕

  1. 担当ラインについてボールの落下地点をチェックし、ボールがラインの外側に出ている場合
    (有効でない場合)は、主審に合図する。

  2. 試合中にプレーヤーがツーバウンド以上で打球したか否かをチェックし、その場合は主審に合図する。

  3. 副審の任務は主審の判定への情報提供であり、副審の判定でプレーが決定することはない。

  4. 得点板を用いて試合の得失ゲーム数や得失ポイント数を表示する場合、試合進行に合わせて
    得点
板を更新する。


28条〔線審の任務〕

  1. 担当ラインについてボールの落下地点をチェックし、ボールがラインの外側に出ている場合
    (有効でない
場合)は、主審に合図する。

  2. サーブが完了する前に、サーバーがベースラインを踏むか、サービスエリアから出た場合は
    主審に合図する。

  3. 試合中にプレーヤーがツーバウンド以上で打球したか否かをチェックし、その場合は主審に合図する。

  4. 線審の任務は主審の判定への情報提供であり、線審の判定でプレーが決定することはない。


29条〔審判の担当ライン〕

各審判がボールの有効性等をチェックする担当するラインはそれぞれ図の通り。

 
以下の章は審判が試合を運営する上での具体的な説明となる。


5章【主審】


1条〔プレーでのコール〕

  1. レディ プレーヤーを各自のポジションにつくよう指示するとき。

  2. プレイボール  試合開始、又は中断している試合を再開するよう指示するとき。

  3. タイム プレーヤーのプレーを一時停止させるとき。

  4. アウト 打球がコート外に着地したとき。競技規則に定められる不正なプレーを行ったとき。

  5. フォルト サーブしたボールが所定のサービースコートに入らなかったとき。

  6. フットフォルト サーバーがサーブを完了する前にサービスエリアを出るか
    ベースラインを踏んだ等の不正なサーブを行ったとき。

  7. レット サーブしたボールがネットに触れて所定のサービスコートに入ったとき。


2条〔ポイントのコール〕

  1. ゼロ・ワン・ツー・スリー   各ポイントをサーバー側からコールする。

  2. オール  ポイントがワン・ワンの時はワンオール、ツー・ツーの時はツーオールと言う。
    
但しスリーオールとは言わない。

  3. デュース   双方のポイントが3ポイントになったとき。

  4. アドバンテージ・サーバー   デュースの次のポイントをサーバー側がとったとき。

  5. アドバンテージ・レシーバー デュースの次のポイントをレシーバー側がとったとき。


3条〔ゲームのコール〕

  1. ゲーム  各ゲームが終了したとき。

  2. ゲームカウント ○‐○  ゲーム開始時に、サーブを行うチームよりコールする。


4条〔その他のコール〕

  1. コレクション 訂正(Correction)。主審がコールを間違ったとき。

  2 補足的説明 プレー中でのコールは殆どが「アウト」になるが、プレーヤーへの補足的説明として
    
その説明を臨機 応変に行うことも可 能である。 例アウト ・ オーバーネット

  3. 不要なコール  プレーを円滑に継続させる為に不要なコールは避けるべきである。「イン」など。


6章【副審】


5条〔主審への情報提供〕

  1. インプレー中のフォルト、アウトボール及びツーバウンド等のチェックをし、発見次第に主審に
    手を上げて
合図する。


7章【線審】


6条〔主審への情報提供〕

  1. インプレー中のフォルト、アウトボール及びツーバウンド等のチェックをし、発見次第に主審に
    手を上げて合図する。

  2. サーブが完了する前に、サーバーがベースラインを踏むか、サービスエリアから出た場合は
    主審に手を上げて合図する。


付則 本規則は、平成16年 4月 1日より施行する。


最後まで読んでいただき有難うございます。

 

多治見市スポンジテニス協会
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