子宮頸がんワクチンについて

 従来のサーバリックスにくわえ、9月15日より新たにガーダシルが接種できるようになりました。
 以下の説明を参考に選択してください。
(予約時にどちらが希望かをお申し出ください)

1) サーバリックスは2価、ガーダシルは4価のワクチンです。
 何れも発がん性の特に高い2種類のワクチンを含みます。
 ガーダシルは更に「尖型コンジローマ」という主に性的接触で感染する伝染性のイボを予防します。

2)何れも子宮頸がんの予防効果については差はありません

3) 3回接種ですが接種間隔に差があります。
 サーバリックスは 初回接種後1月後、6月後、ガーダシルは、
 初回接種後2月後、6月後です。

4) どちらも公費助成対象です。
 中学1年から高校1年の女子(接種する時点での年齢)です。

☆ 海外では男性にも接種していますが、日本では
 男性の尖型コンジローマ予防には認められておりません。
☆ 公費助成期間が短いため、接種間隔を含め間違えないように
 ご注意ください。
☆ 2種のワクチンを混合で打つことは出来ません。
 3回とも同じ種類で接種してください。
☆ 自費で接種した場合、かなり高価なワクチンになります。お急ぎください。

☆ 痛みについて;色々報告はされておりますが、当院では
 通常のワクチンより少し痛くて少し余計に腫れる程度です。


2011年9月