1975年(昭和50年)4月9日(水) 放送
「時間ですよ 昭和元年」 最終回
軽率な平八郎のせいで亀山一家は千五百円の借金を背負いこんでしまう。
美代は、せめてもの足しにと小銭全部で10円くらいの貯金箱を差し出す。おばあちゃんは、なにがなんでも立ち退かないと駄々をこねる。が、しかたない。一家はとりあえず親戚のいる八王子へ引っ越すことに。美代は帝大生の木島に会えなくなると悲しむが、おばあちゃんみたいに駄々をこねないでと、てるにくぎを刺される。
悲しく歌う少女恋唄・・・そんな時、美代の幼なじみの英子や雪子に事情を聞いた帝大生・木島が心配し、美代を訪ねてくる。木島は八王子まで会いに行き、その時「美代さんをくださいとご両親に挨拶する」と美代に求婚の言葉を告げる。木島の言葉に元気づけられ、てるに八王子行きを承諾した美代だったが、十郎とお菊が残した金が亀山一家を救うことに。
そして昭和50年、今も亀の湯は風呂屋を続けているのだった。