1976年(昭和51年)9月4日 (土) 放送
「グランド劇場 八丁目のダメ親父!カンナ・トンカチ・キリキリ舞い」 最終回
このドラマは、流行りのテクニックに溺れることなく、脚本や撮影のほか、個性ある俳優陣の持ち味を最大限に引き出そうとする正統派のテレビドラマでした。特に美代ちゃんを人気タレントとして扱うような仕立てではありませんでした。そんな中で、美代ちゃんは脇役でしたが、素直な若々しいキャラクターとしての持ち味を発揮されました。
記憶するところでは、はじめ、一人、父親を慕いなつきながらも、次第に兄たちが父親を疎んじる理由を知っていく、そして最後にはもう一度、父親の心情を理解していくという役回りでした。