平成16年9月7日
市民クラブ各位
会長 中道育夫

市民クラブ 第8回会派会議録

日時 平成16年9月2日(木) 11:40〜12:30
場所 議長応接室
参加者 9名全員

1.郵政民営化の意見書について
(1) 特定郵便局長会から要望された意見書案について検討した結果、次の意見があった。
@ 民営化の目的は次の通りである。
・ 財政投融資制度の縮小廃止 : 郵貯と簡保の資金は政府の第2予算となって大型公共事業に投入されているが、無駄な大型公共事業が多く、チェック機能が十分に働いていない。さらなる改革によって縮小廃止すべきである。
・ 公的金融の縮小 : 日本経済を活性化するためには、郵貯と簡保の約350兆円の資 金を、成長産業や挑戦的な事業に投資する必要がある。
・ 見えない国民負担の最小化 : 政府が元利金の支払いを保証しているということは、資金の運用に失敗すれば国民が負担することは避けられない。
・ 小さな政府を作る必要性から考えて、27万人の職員は公務員である必要がない。
A 譲歩案として意見書案から「民営化反対」の文言を削除すれば、3月議会で発議した意見書と同様な内容になる可能性があり重複する。
(2) 結論 : 今回、市民クラブは意見書の発議を見送る。

2.合併での議員の身分について
(1) 森委員長からの経過報告後、会派への意見聴衆があった。
(2) 結論 :
  笠原町議会議員の身分の取り扱いについては「現状報酬による在任特例」、「3名選出による定数特例」と活発な議論が交わされたが、会派統一方針をまとめるに至らず。
以上