新装開演「あたしンち」


キー メ〜 Aパート Bパート
10/23 10/31 112 ああっうるさいっ! インドとインドネシア
10/30 11/7 113 花を買うのは難しい パンフレットにご用心っ
11/6 11/14 114 父、背広貯金っ 川島、文化祭に行く
11/13 12/23 115 狭くなったあたしンち イケてる日、イケてない日
11/20 12/23 116 幻の味、フカヒレ 父、漢方薬を飲むっ
11/27 12/23 117 母、むせるっ ちちまわす?
12/4 12/24 118 お手伝いの体制 父の基準っ
12/11 12/24 119 みかんの日記 夫婦の会話っ
12/18 12/26 120 ベア研のクリスマス ユズ、年賀状をかくっ
05/1/8 05/1/9 121 映画館で泣いちゃう 母、親孝行っ
05/1/15 05/1/16 122 ムジュンことばっ コーヒードリッパー
  05/1/23 123 ムチャクチャな言い訳っ それぞれの冬
    124 父のコダワリっ ユズ、アイドルの夢

ゆず「ガリ、ん、ん?」
母「もうみかんったら、朝からそんなにがっついてみっともないでしょ」
みかん「ん、ん、ん、くはぁ、大丈夫、私牛みたいに胃が丈夫だから」
母「牛?」
みかん「行って来ます」
母「あぁ」
みかん「あぁ、遅刻しちゃう」
ゆず「何々だ牛って?」
母「ほんとよね、みかんって時々訳のわからない言い訳するのよね」
ゆず「あぁ」
「ムチャクチャな言い訳っ」
(中略)
ゆず「ん、ん、ん、ん」
(中略)
ゆず「ん?」
「また、あほな会話してる」
「ムチャクチャ同士の言い争いに出口なしか」
(中略)
ゆず「お前等が言うな、お前等が」
> ゆずナイス突っ込み。(笑

「それぞれの冬」
(中略)
ゆず「ん、ん、ん、ん、ん、おぉ、ん、ん、って、ん、ん、ん、ん、ん」
> 布団の中で着替えてるのか。(苦笑/器用だね
(中略)
ゆず「行ってきます」
「あぁ、さみぃ」
「ちぇ、誰かに先越された」
「うーん、おっ、氷見っけ」
「よっ、へへ」
(中略)
ゆず「うぅ、おぉ、俺今全身にすげぇ力入ってるよな」
「上腕にとう筋も、そうぼう筋も、だいでん筋も、みんな力入ってる」
「俺何で要らん力込めてんだろ、いっちょ抜いてみっか」
「はぁ、ひょほぉほぉぅ」
(中略)
「必要な力だったのか、つまり、俺は冬将軍と闘ってたんだな」
「とぉ、ふん、とぉ、うわぁ」
(中略)
ゆず「ぐぅ、はぁ」


> ゆず>お?
> 何やってんだ?石田
> いしだ>静電気で髪の毛が持ち上げられる感じがいいの
> ゆず>あぁ…、中学生のやることか?
> 「ムジュンことばっ」
> ゆず>お?
> いしだ>じゃあさ、もう一つ
> すどう>ん?
> いしだ>何故人は絶対無理だと言う時、とてもじゃないけど無理って言うのでしょう?
> すどう>ん?
> いしだ>とても無理って言えばいいじゃん。
> すどう>そうね
> いしだ>終わり
> すどう>へ?
> ゆず>ふふふふふふふ、ふふふ
> いしだ>終わりですって
> すどう>え?
> いしだ>古今東西矛盾言葉、次の思い付いたら又言うね、はぁ。
> すどう>え?冗談だったのかなぁ?それとも新しい発見のつもり?
> あ、でも、確かにそうよね。他にあるかしら?
> ゆず>ふふふふふふふふ、ふふふ
> いしだ>何?ゆずぴ
> ゆず>バカを言えってのもある
> すどう>すごい言えてる
> いしだ>人の話し聞いてんじゃねぇよ、ゆずぴはよ
> すどう>どうして、たちばなくんはいしだのことわかるのかしら?
> いしだ>大体さぁ、さっき私が言ったうそをつけっていうのと一緒じゃん
> ゆず>そうだなぁ…。
> 3人>うーん…。
> ゆず>何かいいのねぇか?矛盾言葉
> かわしま>矛盾言葉?矛盾してる言葉、矛盾してる言葉。
> 2人>うーん…。
> ゆず>おっ。
> すどう>え?
> ゆず>あぁ、違うか。
> すどう>はっ、あぁ…。
> あっ、これは?
> ゆず>何?
> すどう>あ、ごめん、間違えた
> 2人>あぁ…。
> ゆず>あ?
> かわしま>あ。
> やました>あのさぁ、さっきから何話してるの?
> ゆず>何って、矛盾する言葉だよ
> すどう>うん、そうよ
> やました>だって。ほら。
> かわしま>あぁあぃあ
> 3人>ん?
> かわしま>湯水
> 3人>ん?
> かわしま>はぁっ。
> やました>だってさ、だって、お湯と水で矛盾してるじゃない、面白いでしょ。
> ゆず>確かに、意味は矛盾してるけどさぁ、ちょっと違うんだよなぁ。
> いしだ>却下
> ゆず>却下かよぉ、ふふふふふふふ、ふふふふふ、ふふふふふふ
> かわしま>何で?何でゆずぴは私じゃなく、いしだのことだけ笑うの?
> いしだ>あとねぇ、逆には言えない言葉ってのもある
> すどう>何?
> いしだ>気持ちいい、気持ち悪いって言えるけど、ほどいい、ほど悪いって言えない。
> すどう>あっ、そうだよねぇ。
> やました>あるある、そういう言葉。
> ゆず>たとえば?
> やました>え?ん、例えば、ん、直ぐには出て来ないよ。
> いしだ>根強い人気って言えるけど、根弱い人気って言えない。
> ゆず>おっ、さすが。
> かわしま>ん、ガルゥーゥーァーゥーゥーゥ。
> 4人>うーん…。
> すどう>あっ、強いだったら、辛抱強いは?辛抱弱いって言わないでしょ。
> ゆず>そうだな。じゃあさ、これは?意地悪い、意地良いとは言わないだろ。
> すどう>そうねぇ。
> いしだ>腹黒い
> すどう>ん?
> ゆず>おぉ、確かに、腹白いとは言わないよな
> やました>気味悪いってのは?あぁ、駄目だ、気味がいいって言うわね、ふふふ
> 3人>ふふふふふふ、ふふふふふふふ
> かわしま>山下まで、ずるい。
> あたしだって、あたしだって、矛盾、矛盾、んーんー。
> しんぶんし、しんぶんし、とまと、とまと。うーん…、あたしンちチンしたあ、あたしンちチンしたあ、あー、それは逆さに言える言葉ー、あーうぬぬーむ
> 4人>あぁ…。
> ゆず>うーん…、矛盾言葉ねぇ。
> 母>ん、なぁに?
> ゆず>なんでもないよ
> 母>何々?矛盾がどうかしたの?
> ゆず>何でもないってば、お母さんには関係無いだろ
> 母>ゆうちゃんのケチ
> ゆず>ん。
> 母>矛盾なんて人生に感じるだけで充分よ、はぁ、ふん。
> ゆず>あー!
> 母>うぉー!もうびっくりさせないでちょうだい
> ゆず>かっこいいなぁ、このスニーカー
> 母>買わないわよ
> ゆず>あっ
> 母>一つで充分、スニーカーなんて履ければいいの、穴が空いたら言いなさい、それに、そんなお金あるはずないじゃない。
> ゆず>ん…。
> 母>あーぁ、ゆうちゃんのせいで、書く気なくなっちゃったわ
> ゆず>ん?んぁ、ん。
> 母>ん。はぁ。
> ゆず>何それ?
> 母>書道用品の通販カタログ
> ゆず>あ、そう。
> 母>あー!
> ゆず>いゆぅ、ビックリさせんなよぉ
> 母>この文鎮よ、文鎮
> ゆず>何?
> 母>これ欲しいのよね、早速、注文しようかしら?
> ゆず>ぬっ?ちょっと待てよ、さっき言ったことと矛盾してんだろ、俺には一つで充分だって言ったじゃんか
> 母>はっ?一つで充分じゃないから買うんじゃない
> ゆず>文鎮なら、半紙を押さえられればいいんだろ
> 母>はぁ、書道を知らない人はこれだから困っちゃうわ
> ゆず>んはぁ?
> 母>春の字を書くには春めいた文鎮、冬の字を書くには冬めいた文鎮
> ゆず>ん、じゃあ、じゃあ家にそんなお金あるのかよぉ?
> 母>あーら、ゆうちゃんいつからそんなお金、お金って言うようになったの?やぁねもう
> さてと、夕ご飯の支度しなきゃね、新しい文鎮〜気分一新〜いい字が書ける〜♪
> ゆず>何言っても無駄だ、お母さんは人間が矛盾してんだ、矛盾人間なんだよな

「コーヒードリッパー」
ゆず「ん、ん、ん、ん、ん(食べてる」
みかん「どうしたの?ケーキなんて」
母「それがねぇ、水島さんがテレビで紹介してたケーキ屋さんに行くって言うもんだから、家の分も買って来てぇって頼んじゃったぁ」
みかん「え、もしかして、これ?超人気のモンサンクロールの、ねぇ、美味しい?」
ゆず「あぁ」
父「あぁ」
母「今、珈琲もおいしぃく淹れてるからねぇ」
みかん「美味しいケーキは、美味しい珈琲でゆっくり味わいたいよねぇ」
「あれ?ちょっとお母さん、何?このお皿ぁ」
母「何って、普通のお皿じゃない」
みかん「普通じゃないよ、これ、コーヒーカップの下のソーサーじゃない」
母「そうよ、それが?」
みかん「それがって、さぁ、どうしてこうなるの?」
母「はい、ゆうちゃん」
みかん「普通カップはソーサーに載せて出して、ケーキは別のお皿でしょ」
母「はぁ?」
みかん「こんなんじゃ、美味しいケーキも、美味しく感じないじゃん、雰囲気も台無しぃ」
母「何細かい事、ゆうちゃんみたいに」
ゆず「んっ(気付いて、んー(にらむ」
みかん「もういいです、私自分のはちゃんとお皿出すから」
「はぁ、やっぱり、こうやって食べないとねぇ、ん(食べる、ふぅ、美味しい」
母「ふーん、そんなにお皿出しちゃって、洗う数が増えるじゃない、誰が洗うと思ってんの、はぁ」
みかん「だから、そういう問題じゃないの、美味しく食べる雰囲気を大切にしたいだけなの、ん(食べる」
(中略)
みかん「あっ、珈琲淹れてる、私も欲しいなぁ」
ゆず「うん、うん」
みかん「あっ?」
ゆず「いっ?」
みかん「何やってんの?」
母「あぁ、新しいドリッパー買ったんだけど、使いにくいから、前のみたいに割ってるの」
みかん「ちょっと、何もわざわざ新しいのを」
ゆず「あっ!」
みかん「えっ?」
母「あっ!」
父「おぉー!」
母「あららららららららららららららららー、あぁー」
父「あららじゃ無いだろ、バカもんが」
母「嫌だわもう、ほほほほほ、あははは、あは」
父「あーぁ、何が自分は上手いだぁ、取っ手までぶち割って」
母「あは、こうやって叩いてほら、はははは」
父「とんかち貸せ、綺麗に取るから」
ゆず「あぁ…」
母「もう充分、これで便利よ、ははははははははは」
父「いや、こういうときはマイナスドライバーを使って、ほら、押さえてろ」
母「あ、はいはい、なるほど、お父さん上手」
父「へへ」
みかん「もう信じらんない」
母「んー、こりゃいいわ、グー」
父「んー」
母「みかん?ゆうちゃん?飲まないの?」
みかん「珈琲もういいわ、雰囲気打ち壊し」
ゆず「俺もいらね」
母「美味しいのにねぇ」
父「んー」
父母「はぁ」
みかん「家は心の贅沢なんて言ってるレベルじゃないよ、はぁ」


> 映画行って、パンフは先に買う。(品ぎれだと泣くから…/ぇ
> 買って観なきゃいいだけの話。

> ゆず>で、何所の温泉にするの?
> はは>あ、それはね、え
> ここがいいとおもって、あんまりさむくないとこがいいでしょ
> ゆず>ほぉ。
> みかん>へぇ、のんびりできそうだね
> はは>でしょ、あれこれしらべたんだもの
> みかん>でも、ほんといいよね、夫婦水入らずで温泉行ってもらうなんて
> はは>あ、ばあちゃんかしら?
> もしもし、あーおかあちゃん
> みかん>あっ。
> ゆず>おっ
> はは>うん
> え?ウォッシャー?
> えっと、つまり、宿のトイレは自動的に温水がピュッと出ておしりを洗ってくれるのか?っていうのね
> ねぇ、その宿、トイレにウォッシャー付いてるっけ?
> みかん>ウォッシャー?どうかな?パンフレットだけじゃわかんない
> ゆず>結構古い感じの建物だしなぁ、付いてないんじゃねぇー
> ちち>ぼっとんだ、ぼっとん
> みかん>いや、それは無いんじゃない
> 3人>ははははははは、ははははははは、ふふ
> はは>あ、えっとねぇ、まだ宿に聞いてみないとわかんないんだけど、多分ウォッシャーなんて付いてないんじゃ無いかしらねぇ
> ばば>そうな、お父さん、多分ウォッシャーじゃねぇって
> じじ>ほんじゃあ、駄目じゃ
> ばば>どうしても駄目かな?
> じじ>ウォッシャーじゃなきゃ、絶対に駄目じゃ
> ばば>今、聞こえたやろ、お父さんがあげん言いよるけん、わりいな
> はは>ちょっと、おかあちゃん
> 3人>はぁ…?
> はは>じーちゃんがどうしてもウォッシャーじゃなきゃ嫌なんだって
> みかん>ほ、ほんとに?
> はは>うん
> ゆず>じーちゃんが?
> はは>うん
> ちち>時代は、時代は変わったんだ
> はは>変わっちゃったのね
> というか、ウォッシャーって、ウォシュレットの間違いじゃ…。(苦笑

> ゆず>いやぁ、みんな上手だねぇ
> はは>あれ、あんたいつの間に
> みかん>最後のお手紙は(中略)給食の食器を片付けていたら、なんと、母が
> はは>こ、これも
> 3人>そっくり


「ベア研のクリスマス」
ゆず・母「あぁ…(みかんの大慌て振りに呆れる)」
(中略)
ゆず「ズー」
母「ゆうちゃん、珈琲のおかわりする?」
ゆず「ズー」
ゆず「いや、もういい」
ゆず「ズー」
みかん「お母さん」
ゆず「ズー」
(中略)
ゆず「うん、ん」
みかん「って何でよー」
ゆず「あん、ガリ」
みかん「材料だけでも1000円も掛かってるし」
ゆず「ん、ん、ん」
みかん「同じデザインのバッグ、お店で買ったら7000円だよ」
ゆず「ガリ、ズー」
母「へぇ」
ゆず「ズー」
(中略)
ゆず「ズー」
母「お母さんはただ1500円得したわねって言ってるだけでしょ」
ゆず「ズーズー」
ゆず「っていうかさぁ、プレゼント交換に手作り品ってまずくない?」
みかん「え?」
ゆず「ん、ガリ」
ゆず「他の皆はちゃーんと2500円の物買って来るんでしょ?」
みかん「嘘…」
> プレゼント交換の時、何かずれてるねぇ…。(苦笑
> みかん(緑)→青(筒)→りお(水色)→黄色→にった(赤)と来なきゃ駄目なのに…、赤の次緑通り越して青の筒が来てるし…、場面変わって黄色。

「ユズ、年賀状をかくっ」
藤野「なぁ、ゆずぴー、お前もう年賀状描いたか?」
ゆず「いや、まだ書いてない」
藤野「そうかぁ、俺もだよぉ」
藤野「いざ、書くとなったら、なぁーんにも思いつかねぇんだよなぁ」
ゆず「でも、そろそろださねぇと、元旦にとどかねぇよなぁ」
藤野「おぅし、んじゃぁ、明日、どんな年賀状描くのか二人で見せ合おうぜ」
ユズ「えー」
藤野「おぅし、やる気出てきたぁ、ファイトー」
藤野「もりもりー、もりもりー、ファイト、もりもり」
ユズ「マジかよぉ」
藤野「ファイト、もりもり」
ゆず「うんー、こんなんでいいのか?」
母「あら、ゆうちゃん、何書いてんの?」
ゆず「年賀状の下書き」
母「どれどれ」
母「へぇー、あちゃぁー、ゆうちゃん、もうちょっと綺麗な字で書かないと」
ゆず「うーん」
母「そんなミミズが張ったような字で」
ゆず「んー、いいだろ別にぃ、下書きなんだからぁ」
母「お母さん、書いたげよっかぁ?」
ゆず「いらない」
母「んー、んー、んー、んー」
ゆず「なんなんだよ、ったく」
母「んー」
ゆず「にしても、これはないかぁ」
ゆず「やっぱ、筆ペンで書くのは無理だなぁ」
ゆず「もっとこう、面白味のある感じに」
ゆず「んー、おっ、そうだ、これだよぉ」
ゆず「め・で・たい、と」
ゆず「ふっ、まぁ、結構良いんじゃないかぁ」
みかん「何それ?」
ゆず「はぅ、いた…、い…」
みかん「ねぇ、何描いてるの?」
ゆず「う、うぐぐ」
ゆず「なんでもねぇよ」
みかん「見せてよ、気になるじゃん」
ゆず「見せるようなもんじゃねぇって」
みかん「そう言われると、余計に見たくなるんですなぁ、これがぁ」
ゆず「ぎょぉ」
みかん「ふっ、いただき」
ゆず「こら、返せよ」
みかん「どれどれ」
ゆず「おぃ」
みかん「何だこりゃ、何かの暗号?」
ゆず「いいだろ、別に」
みかん「へぇ、気になる、何なのこれ?」
ゆず「ん、るっせぇな、返せよ」
みかん「待って待ってぇ」
みかん「これがめで、次のは…て?」
ゆず「でだよ、で」
みかん「あぁー、でねぇ、次のは…魚?」
ゆず「たいだよ、たい」
みかん「たい?」
みかん「あ、わかった…、これ、め・で・たいって書いてあんだ」
ゆず「そうだよ、悪かったね」
みかん「やっ、はっはっはっ…、なるほどねぇ」
みかん「でもさぁ、たいはないっしょー、ふふ」
ゆず「んー、んー」
みかん「これじゃぁ、めだかだよ」
みかん「たいはもっと立派でしょー」
ゆず「んー」
みかん「見えない、見えない、めでめだかー、ひっひひ、ふふふ、へへ、えへへ」
ゆず「じゃあ、ねえちゃん、鯛描いてみてくれよ」
みかん「え?」
ゆず「人に駄目だしするくらいだから、さぞかし上手く描けるんだろう」
みかん「それは、その…」
みかん「確か、鯛って、頭が大きくて、赤みがかってて…」
みかん「うっ、ぎょぎょぎょっ」
ゆず「どれ?」
ゆず「ふふふふふ、あはははは」
みかん「んー」
ゆず「何だこりゃ、これが鯛?」
みかん「んー」
ゆず「こりゃ、どうみても金魚じゃん」
ゆず「めできんぎょじゃ、意味わかんなーい」
ゆず「あははははは、あははははは」
みかん「くそぉー」
ゆず「うふ、うふふふふ」
みかん「鯛ってどんなんだっけ…」
ゆず「あはははは、あはは」
(中略)
> というか今までで最高に笑えた作品。
ゆず「うん…」
みかん「あっ」
みかん「まぁ、私が描いたのよりは鯛っぽいかも」
ゆず「そうかなぁ」
母「えー、鯛でしょー、立派なもんじゃない」
ゆず「んー、これはどっちかっつうと鯛焼きなんじゃないのぉ?」
母「ふーん、何よ、ゆうちゃんたら、ゆうちゃんだって鯛焼き大好きなんでしょ…(この後わからん)」
ゆず「しょーがないだろ、鯛に見えなきゃ意味無いんだから」
母「あぁー、でも、鯛焼きって一応鯛じゃない」
ゆず「そういう問題じゃない」
母「でも、めでたい焼きーなんて土佐弁みたいでいいんじゃない」
ゆず「土佐弁」
母「あけましてーおめでたいやきー」
母「鯛焼きー」
みかん「やっぱ、私のであってんじゃん」
母「めで鯛焼きー」
ゆず「んな訳ないっしょ」
母「あ、焼きー」
みかん「魚屋さんで見てくるとか?」
母「おめで鯛焼きー」
ゆず「明日までに描かなきゃいけねぇんだよ」
母「ほら、みて…(この後もわからん)」
(中略)
ゆず「鯛なんかあんま見たこと無いし」
母「あんまり食べたこと無いし」
父「ちっ、あぁ…、何だお前らは鯛も見たこともないんか?」
父「貧乏だなぁ」
みかん「貧乏って」
ゆず「お父さんの子なんですけど」
母「妻なんですけど」
父「大体だなぁ、鯛なんてあんな特徴ある魚も他にいないぞ」
父「いいかぁ、鯛と言えば先ず、腹の辺りが平らでなぁ」
母「ほぉ」
父「頭が大きくて、歯が鋭い、ねぇ」
みかん「へぇ、よく知ってんねぇ」
父「んんん」
母「ほーらぁ、やっぱり男の人は釣りをするからねぇ」
父「んん、んーん、ん、んん、ん、ん」
母「あらぁ、どうしたの?」
父「ん、いやまぁ、ん…、まぁ、ほら、こんなもんだろ」
ゆず・みかん・母「なんじゃこりゃー」
母「これじゃあ、怪獣よ」
父「鯛なんて、こんなもんだ」
みかん「まるっきり化け物だよ」
父「お前のより増しだよ」
母「自信満々でこれ?」
みかん「私のは魚に見えます」
母「いや、鯛はもっと丸っぽいわよ」
父「大体その態度はなんだ?」
みかん「鯛はさぁ、もっと立派なんだってば」
父「第一鯛なんて、大漁に叩いても、大変なだけで、たいていは、タイトなタイミングで、たいせつな期待をしたいもんだよ」
母「私のが尾ひれがもっと大きいんだもん」
みかん「尾ひれがもっと大きくて、せびれがとんがってんだって」
みかん「そうすれば、それっぽくなるじゃん」
母「でしょ」
ゆず「まいったなぁ、鯛を描くのが無理となると、あぁ…、おっ、これか」
藤野「よぉ、ゆずぴー、年賀状描いて来たか」
ゆず「んー、まぁな」
藤野「自信満々だねぇ、みしてみ」
ゆず「んー、ほれっ」
藤野「なんだぁ?お前も絵文字で来たのかぁ」
藤野「め・で・たいや?」
ゆず「めでたいやー」
藤野「めでたいや?ふふふ、何だこれぇ?やが余計じゃん」
ゆず「いーんだよ、それで、おめでたやーとか言うじゃん」
藤野「おめでたやぁ?」
ゆず「めでたいやー、ほらな」
藤野「へは、無理矢理なやつ」
ゆず「いーだろ、お前ろの見せろよ」
藤野「おー、俺の字余り無し完璧だぜ、ほれっ」
ゆず「はぁ?なんだこれ…、しり?め・で・東京タワー」
藤野「ちっちっちっちー、大外れー、これは、おー・めでー・とうだ」
ゆず「あぁー、とうか、なるほど」
ゆず「ぷははは、わかんねぇ、つーか、普通読めねぇよ、おほほほほほ、ほほほ、ほほほ」
藤野「はははははは、ははははははは、おめえこそ無理矢理すぎ、なんだよ、めでたいやって、あはははは、あははは」
ゆず「それにしても」
藤野「おっ?」
ユズ「絵へっただなぁ、お前って」
藤野「お前が言うな」
ゆず「うっ」


「みかんの日記」
> ゆず出番なし。

「夫婦の会話っ」
ゆず「(本を読んでる)へへへへへ」
(中略)
ゆず「(母の笑いに反応)うん?」
(中略)
ゆず「ん?マダムバタフライって?」
みかん「蝶々婦人のことだよ」
ゆず「あぁ、蝶々婦人か、なんか聞いたことある」
みかん「マダムがバタフライってね」
ゆず「マダムがスイミングスクールでバタフライ、言葉の雰囲気だけのつながりだな」
(中略)
ゆず「カンガルーってさー」
みかん「あ?」
ゆず「昔、キャプテンクックの探検隊がオーストラリアを冒険した時に見つけて、
現地の人になんて名前の動物かって聞いたら、カンガルーって答えたんだってさ」
みかん「へぇ」
ゆず「でも、カンガルーってのは実は名前じゃなくて、オーストラリアの言葉で私は知らないっていう意味だったらしい」
みかん「そうなんだ」
母「まぁ」
ゆず「つまり、その時に聞かれた動物が、サイでもコアラでも聞かれた人が知らなかったらカンガルーになっていたわけだ」
母「なるほどね」
(中略)
ゆず「あはははははは」
(中略)
みかん「話を聞いてなさそうなお父さんもお父さんだけど、お母さんもお母さんで人が自分の話を聞いてるのかいないのかあまり関係ないみたい」
ゆず「だなぁ」
(中略)
みかん「なんか、お母さんさー、反応あるとむしろ迷惑そう」
ゆず「だなぁ」
(中略)
母「ねぇ、お父さん聞いてる?」
ゆず「あぁ」
(中略)
母「やっぱり、野菜炒めにする?」
みかん「話ずれてるよね」
ゆず「だなぁ」
父「あぁ」
ゆず「えぇ?」
(中略)
みかん「えぇ、どうして繋がるの?この会話」
ゆず「あぁ」
ゆず「わかんねぇよなぁ」
みかん「夫婦の会話って」
ゆず・みかん「はぁ」


「お手伝いの体制」
> 確かに、みかんの言う様に道具は揃えておいてほしいけど…。(わざわざ買ってこなくても…/汗

「父の基準っ」
> ビニールも燃える様になったんじゃなかったっけ…?
ゆず「(テレビを観ている)あぁ…」
ゆず・みかん・母「あぁー!」
父「ふぁ〜ふぁ〜(あくび)」
ゆず「おぉ…」
ゆず・みかん・母「あぁー!」
ゆず「こえーよ」
父「ふぁ〜ふぁ〜(あくび)」
ゆず「あぁ?」
みかん「お父さん怖くないの?霊とか」
父「会ったことないからなぁ」
ゆず「UFOとかは?」
父「乗ったこと無いからなぁ」
ゆず・みかん「あぁ…」
母「ね、お父さん全然こういうの信じないでしょ?」
みかん「だよね」
母「あ、さーて、洗い物でもしようかしら?(煎餅の器を持って行く)」
みかん「ねぇ、お父さん、UFOとかお化けはどうでもいいけど、トイレットペーパー無くなってたらちゃんと交換した方がいいと思うよ」
みかん「ティッシュペーパー使わないでよ、詰まるかもしれないし」
父「詰まったことあるか?」
みかん「今のとこ無いけど…」
父「拭かない訳にはいかんだろ?」
みかん「そうかもしれないけど…、もう」
母「あ、そうだ、お父さん、そこのチラシ要らないの捨てといて」
父「ん、ん、」
父「最後のチャンスか、いつもチャンスだなぁ」
父「役払いは駅前神社へか、払えるようなものは災いじゃない」
父「新車発表会のお知らせ?乗れればいい」
父「要らん、要らん、要らん、んー(除ける)」
父「要らん」
みかん「今の何のチラシ?」
父「要らん」
ゆず「んー?」
父「要らん、要らん」
ゆず「スーパーのチラシ」
父「要らん」「要らん」
みかん「質問」
父「え?」
みかん「そのチラシが残った理由は?」
母「あ、そうそう、ご近所スーパーのチラシ無かった?クーポン付きの」
父「ほぉ(差し出す)」
母「良かった、捨てないでおいてくれて」
ゆず・みかん「おぉ」
父「要らん、要らん、要らん」
ゆず・みかん「できるな、お父さん」
父「要らん」
みかん「クーポンに気づいてたんだ」
父「要らん」
みかん「すごい、お父さん」
> で、トイレ詰まらせて終了…。


「母、むせるっ」
母「はいはい、朝ごはんできたわよ」
母「うぁ!(机の角で足ぶつける)」
ゆず「ん?」
みかん「どしたの?」
母「小指、足の小指ぶつけた」
みかん「あぁ、よくやるよくやる…」
ゆず「あれ、いてーんだよな」
父「んー」
みかん「いただきまーす」
みかん「ゆず、玉子焼き一人二つだからね」
ゆず「この玉子焼き味薄くねぇ?」
母「ちょっと、誰も心配してくれないの?」
みかん「そんな、足の小指ぶつけただけでしょ?」
母「痛いのこれはものすごーく、わかってる?」
ゆず「いや、それは本人しかわからないんじゃ?」
父「んー」
ゆず「あん(再び食べ始める)」
母「まったく、何て薄情な家族なんだろうねー(母椅子に座る)」
(中略)
みかん「今日は揚げ物?」
母「そうよ、とんかつよとんかつ」
みかん「やったー」
母「あつ、あつ、あつ(油が顔に撥ねる)」
みかん「んー、美味しそうな匂い、もうお腹ペコペコだよ」
> みかんってちょっと無神経すぎない?
母「ちょっと、みかん」
みかん「あ?」
母「お母さんさっきから熱い熱いって言ってるんだけど…、少しは心配じゃないの?」
みかん「い…、えっと…、大丈夫?」
母「はぁ、もういいわよ、どうせ誰もお母さんの心配なんてしてくれないんだから」
みかん「そんなに拗ねないでよ」
(中略)
ゆず「おー、美味そう」
みかん「いただきまーす」
母「はいはい、いただきましょう」
父「んー」
母「あーん、んっ、はふはふ」
みかん「どうしたの?」
母「熱くて、口の中、やけどした」
みかん「何?」
母「だから、熱くて、口の中やけどした」
みかん「もしかして、口の中やけどした?」
母「そうそう、水」
みかん「みふ?」
母「だから、水」
みかん「皮膚?」
ユズ「イスじゃないか?」
母「違う、水!」
みかん「肉」
母「水!」
みかん「ビーフ」
父「ポークだろ、とんかつは」
みかん「そーだよね」
母「もー(自分で流しへ行って水を飲む)」
> やけどしたら水くらいすぐわかりそうなもんだと…。
> 「見てられないわ、こうなっちゃうと手の出しようが無いわね…」その通りだよね…。(で、自然と忘れて他のことに夢中になってしまうという…

「ちちまわす?」
> 中華テーブルの上に乗ってる父を回すみかん…。(爆笑/ツボに入った
ゆず「(戸を開けて入ってくる)ん?」
(中略)
ゆず「(カップを用意して珈琲を作る)」
(中略)
ゆず「太鼓もちちまわすっていう?」
母「太鼓はちちまわさないよ、太鼓は普通に叩く」
母「ちちまわすっていうのはねぇ、もっとこう(手を振る)」
ゆず「ぶったたくって感じ?」
母「ぶったたく…、そうねぇ、まぁねぇ、もっとこういう感じ(手を振る)」
みかん「あぁあぁあぁ…、じゃあ、ひっぱたく?」
母「ひっぱたく…、ちょっと違うのよね…」
(中略)
母「ほら、大分の方言にちちまわすってのがあるでしょ?」
父「ちちまわす?あぁ…」
母「どういう意味かって訊かれて」
みかん「はぁ」
母「あれ、なんて言えばいいんだろうねぇ?」
父「だから」
母「ちちまわすーって感じよね」
父「ちちますどーとかな」
母「ふ、そうそう」
ゆず・みかん「んー?」
母「ちちますどーってそれそれ」
父「あんなやつちちましてーのとかな」
母「上手い、そんな感じ」
父・母「ちちますどー」
父・母「ちちまわしたろーか」
父「ちちまして、ちちますぞー」
母「うん、わかるわかる、それそれ」
みかん「わかるって言われても…」
ゆず「うぅ…」
みかん「あんまりいい言葉じゃないことだけは確かだよね?」
ゆず「あぁ…」
(中略)
みかん「あ、そういえば、ちちまわすのことなんだけどっていうか、いまだにちちまわすの意味がわかんないんだけど」
ゆず「さっきの電話でおばさんに訊けば良かったじゃん?」
みかん「そう思ったけど、訊く前に挫折した、普通の会話がわかんないんだもん」
みかん「ねぇ、お母さん、ちちまわすの意味」
母「えー?昨日あんなに説明したでしょ」
ゆず「あぁ…」
みかん「どうしておばさんの電話はあんなに完璧に説明できるのに、ちちまわすの説明は駄目なの?」
母「だから、ちちまわすーって感じよ(手を振る)ねぇ、お父さん」
父「うんうんうん…(ご飯を黙々食べている)」
母「そげんねぇ(愛想が無い)、こそぐるよ?(くすぐるよ)」
父「ちょこばい〜(くすぐったい)」
みかん・ゆず「ちょこばい…」
母「てらしー(可愛い)」
父「なんの(なんだよ)」
ゆず「何となく、今のやり取りはわかった」
みかん「で、ちちまわすの意味は?」
母「殴るっていうと、くれつくっとーって言ったでしょ、ちちまわすって言うのは…」
父「くれっきーとかな」
母「まぁ、結局叩くって感じ?」
ゆず「あぁ…」
みかん「昨日叩くってこと?って訊いたよね?」
父・母「ちちませー」
父・母「くれつくっどー」
父・母「ちちますどー」


「幻の味、フカヒレ」
> 別にどれが最高に美味いかなんて決められないなぁ…。
> 吉岡…、前に「アイツにはもう何も教えたらん」って言ってたのに…、
母「春雨さめさめ♪竹輪とまぜまぜ♪(テーブルに運ぶ)」
母「はい、いただきます」
みかん・ゆず「あぁ…、い、ただきます…」
みかん・ゆず「(こんなまずいものを美味しそうに食べる父母を見て汗だく)」

「父、漢方薬を飲むっ」
> 確かに、副流煙は吸わない人には災害だよね…。(煙たいのだけでも嫌だもん…/昔、下敷きで扇ぎながら吸ってる人をよこぎってたなぁ…
ゆず「フフフフーンフフフフーンフフ♪(玄関の戸を開けて家に入る)フーン♪」
ゆず「?(大慌てで玄関から飛び出してくる)一体、お母さんどんな料理作ったんだ?」
(中略)
ゆず「はぁはぁ、最早家の中に呼吸できる場所はないのか?」
(中略)
みかん「ねー、お母さん」
ゆず「もう最悪だよ」
母「何が?」
みかん「だってさー、部屋も洋服もこの匂い付いちゃって取れないんだよ」
母「お父さん」
父「ん?」
母「これ、高かったんでしょ?」
父「まぁな」
母「何日分買ってきたの?」
父「とりあえず1か月分」
ゆず「あー」
みかん「えー、これから1ヶ月もこの匂いの中で暮らす訳」
母「しょうがないでしょ、これもお父さんの健康のため」
母「お母さんも我慢するから、あなたたちも1ヵ月我慢して」
ゆず「えー」
みかん「あーもう」
ゆず「それにしても、強烈過ぎるぜこの匂い」
3人「あっ(父が湯のみに手を掛けた)」
父「(まずそうに飲む)」
3人「(それを見て汗だく)」
みかん「やっぱ、まずいんだ…」
(中略)
ゆず「うーん?(歩いてくる)」
みかん「(ゆずに)しー」
みかん「飲んだ?」
母「いーや、置いただけ」
母「お尻かいてる」
父「(暴れ出す)」
母「よっぽど、いやなんだねー、あの薬が」
みかん「意味なく引き出し開け閉めしてるよ」
ゆず「何か遠く見てるし…」
父「はは」


「狭くなったあたしンち」
ユズ「あっ(お父さんが冷蔵庫に来たので、先に譲る)」
父「里に降りてきた狸か?」
母「ゆうちゃん、お父さんの邪魔にならないようにって気をつかってるのよ」
父「そうか」
父「コップ」
母「ちょっと待ってね」
母「はい、あと栓抜き」
ユズ「(父が歩いてくる)んっ(ソファーからどく)」
父「(瓶の栓を空けてコップにビールを注ぐ)「どこに行っても誰かしらいる」
> 私も、自分が邪魔だと感じたらすぐ退く身だなぁ…。(ユズと似てて嬉しいv
ユズ「あー!!それ、俺のパンツ」
父「え?」
ユズ「よくねーよ!俺が気にするっつーの!履き替えてちゃんと洗濯機に入れといてよ!」
父「んー(履き替えて洗濯機の元へ」
母「あら、どうしたの?」
父「ん(パンツを差し出す)」
母「ゆうちゃんのじゃない、何でお父さんが持ってるの?」
父「風呂場に置いてあった」
母「え、穿いちゃったの?」
父「うん」
母「こりゃ申し訳無い、大きさが同じだから間違えちゃったんだわ」
父「ん(洗濯機に入れようとする)」
母「お父さん何するの?」
父「洗う」
母「まだ前のが終わってないでしょ」
父「え?」
(中略)
郵便局「立花さん、お届け物です」
(中略)
母「どこに置こうかしら?台所は邪魔だし」
母「みかーん(みかんの部屋の戸を開ける)」
みかん「ん?」
母「ちょっとこれ置かせてね」
みかん「えー?!」
母「いーじゃないの?ちょっとの間なんだから」
母「大体あんたが小さかった頃は何でもこの部屋においてたんだから」
みかん「そーゆー問題じゃないでしょ!もう私も小さくないんだから」
母「いーわよ、ゆうちゃんのとこに置かせてもらうから(持ってユズの部屋へ)」
みかん「あんなのユズだって嫌がるよ」
母「(ユズの部屋のドアを開ける)」
ゆず「何だよー!俺の部屋物置じゃないってー」
みかん「ふふふ、ほーら」
(中略)
母「ちょっとみかん、お茶碗出してくれない?」
みかん「えー、テレビちょうどいいところなのに」
母「文句言わないの」
みかん「はーい」
みかん「と、お茶碗お茶碗お茶(茶碗を出していると)」
みかん「何よ!(ゆずが来る)」
ゆず「水飲むからコップ出すの」
みかん「もーゆず、あんた邪魔」
ゆず「(コップを手に持つ)ねーちゃんこそ、どいてくれりゃーいいだろ?」
みかん「私が先に居たんだからあんたがどくのが普通でしょ?」
ゆず「コップ出すくらい良いじゃないか?」
父「何やってるんじゃ?」
みかん「用が済んだなら行きなさいよ」
ゆず「言われなくても行くよ」
みかん「うぁー、足踏んだ」
ゆず「踏んでねーよ!」
みかん「踏んだもん、ギューって」
父「コップ」
ゆず「俺じゃねーよ」
みかん「じゃあ、誰が踏むっつーのよ?」
ゆず「しらねー!(父にコップとられる)って、おぃそれ俺の」」
父「まあいいだろ」
ゆず「そうじゃなくて、俺が出したの」
父「また出せばいい」
ゆず「だから、そうじゃないって」
みかん「いって、また踏んだ」
母「もういい加減にしてよ!あんたたちも大きいんだから」
> 後5話もあるのか…。

「イケてる日、イケてない日」
> 私も着たい服が洗われてて着れない時あったなぁ…。
> 確かに、何の役にも立たないね…。
母「さー、食べよ」
みかん「あれ?ちょっと何でユズはハンバーグで私は干物なの?」
母「ごめんごめん、干物人数分あるかと思ったら足りなくて、ちょうど冷凍のハンバーグが1個残ってたからね」
みかん「だからって何でユズになのよ?」
ゆず「あん、ん(黙々と食べている)」
母「だって、ゆうちゃんは育ち盛りの男の子じゃない」
ゆず「あん、ん(以下同文)」
みかん「私だって育ち盛りだよ」
母「はいはい、わかりましたよ」
母「弟がちょっとぐらいいい思いしたっていいじゃない」
母「ゆうちゃん、いやしいお姉さんに少し分けてやって」
みかん「いーよ、要らないよ(勢い欲ごはんをかっ込む)」
> ユズ絡んでるのココぐらい…。


「父、背広貯金っ」
ユズ「いってきまーす」
(お母さん「はい。いってらっしゃい」)
(父の背広からお金を探してる)
ユズ「なーにやってんだ?あの二人は」
(背広をレントゲンで見れば幾ら在るか一発!)
ユズ「んーなことでレントゲンは使えないと俺は思う」
(みかんが磁石でお金を集めようとする)
ユズ「くーっ、ねーちゃん!まさか小銭が磁石にくっつくとか思ってんじゃねーの?」
(みかん「うん」)
ユズ「くっつかねーよ!常識だろーが!」
(お母さん「お母さんもはじめて聞いた」)
ユズ「ガーッショッ(前にこける」
(みかん「あ、何かくっついたよ?」)
ユズ「嘘ー?」
(みかん「ん?パチンコ玉」)
ユズ「パチンコ玉ー?」
(父「じゃあ、皆に小遣い」)
ユズ「おーっと」
(投げられた10円を受け取る)
ユズ「10円」
(父「貯金しとけ」)
ユズ「あー」
(父「後はお父さんの煙草代だ」)
ユズ「は〜?」
(寝てる)
ユズ「ズーガー(寝息」

「川島、文化際に行く」
(なぁ、ゆずぴー高校どこ行くの?)
ユズ「わかんねー、オマエは?」
(俺も考えてねー)
ユズ「うるせーよっ(相手をくすぐる」
(何すんだこらー!)
ユズ「隙だらけじゃのー(笑」
(何だと、俺にもくすぐらせろー)
ユズ「やだよー(笑」
(それっと)
ユズ「うわ、おい!どこ蹴ってんだよ」
(あ、わりいわりい)
(もう、これぐらいのやつ)
ユズ「ほんとかよ?それ、信じらんねー、好きだねー」
(シュシュ、シュシュ、シュシュ)
ユズ「上手いじゃん」
(まあな)
(なぁ、今日寄って行きたいとこあるんだけど)
ユズ「好きだねー、オマエもー」
(へへ、オマエも好きだろ)
ユズ「まあな」
(妄想の中のユズは割愛)
ユズ「ほんと、面白いよな」
(誰のこと言ってんだよ)
> っていうか、勝平ちゃんがやってるキャラの名前何だっけ?(藤野?


「花を買うのは難しい」(ユズ出番なし/しかし、女郎花と書いて、おみなえしって読むのか…
しかし、あの萎れたバラ売るんだねぇ…。(不信
\500の花束を4つ買って、それを1つにしてもらうなんて考え付かないな…。(苦笑

「パンフレットにご用心っ」(まぁ、買って後悔したことある…っけ?(特に内容な…/まぁ、洋服なんて買わないからね…
このドラマ内の声もユズやってない…?
ゆず「でも、お金無いとか言いながら、何だかんだお母さんよく温泉行ってるよな」
お母さん「そ、それは…」
お父さん「あーはっはっはっは」
お母さん「もう、お父さんったら」
お母さん「あのね、ゆうちゃんお母さんはね、秋の温泉旅行のためにコツコツお小遣いを積み立てしてるの」
お母さん「それで、旅行してるんだからね」
ゆず「いや、別にいいんだけどね」
お父さん「まぁ、たまには出掛けてもらったほうが静かでいいしな」
お母さん「え」
みかん「それは言えてる」
お母さん「あ」
ゆず「あははははは」
お母さん「んー、みんなして、もう」
ゆず「あはははははは」
あー、きっと今日も温泉どこにするか決まりそうもないわ。(言えてる…/無駄話多いんだよね、この二人…

野球ユニフォーム姿のユズきゅん良いな。


「ああっうるさいっ!」
休日にテレビを点けるみかん。
しかし、何も観たい番組がやってないので消す。
次にお母さんがテレビを点ける。
みかんが何もやってないと言っているのに、百聞は一見にしかず何でしょうか。
続いてユズきゅんキターv
同じくテレビを点ける…。(苦笑
しかし、ゴルフからプロレスに変えて見入っている。
みかんとお母さんがキンモクセイの話をしていると、ユズきゅんがテレビを見ながら大声を出す。
それで、そういえばお父さんもよくテレビを見ながら大声出すよねって話になって、回想される。
そして、食事中に野球を見ながら、大声を出して、ユズきゅんが味噌汁顔に自分の顔にぶっ掛けて、そのまま座ってた椅子が後ろにたおれる。
今度は、美味しそうな栗買って来たから、今日は栗ご飯にでもしようかって話をしている脇で、お父さんも一緒にテレビを見ながら大声を出す。
さすがに、みかんとお母さんからあのねー!ビックリするでしょってクレームが…。(汗
同じようなことで、みかんが大声大嫌いって言い出して、魚屋さんとか電気屋さんとか…。(唖然/確かに、煩いけどね…
それを横で聞いてるユズきゅんとお父さんは疑問に思うが、また、テレビを見ながら大声を出して。
でも、あれはあれで楽しいのかねって、お母さんが言って前編終了。(やっぱ、面白いわーv

「インドとインドネシア」
みかんのクラスが体育の授業中に走っている。
チャイムが鳴って、手洗い場で大口を開けて蛇口から水を飲むみかんを見て、吉岡がもっと女子らしくしろと言う。
確かに、私も退いた…。
どう飲んでも同じって言って、みかんが割りきったから、吉岡はもうアイツには何も言ってやらんって啖呵をきる。
母がベランダの花に水をやる。
みかんがテレビを見ていて後ろでユズきゅんが読書をしている。
そのテレビの内容はインドネシア料理の番組で、インドネシア?とみかんは疑問に思う。
そして、後ろにいるユズきゅんに、ねぇ、って呼び掛ける。(ここからはノーカットで
ゆず「んー?」
みかん「インドネシアって、人工衛星を打ち上げたとこ?」
ゆず「は?」
みかん「違うの?」
ゆず「人工衛星はインドだろう?」
みかん「ああ、インド、ふんふん(納得」
みかん「テレビを消す)ふん」
みかん「ねぇ、インドとインドネシアって違うの?」
ゆず「あ゛ー?」
みかん「いや、だから」
みかん「インドとインドネシアってだいたい一緒じゃん?」
ゆず「あー」
みかん「違うんだ?インドとインドネシア」
ゆず「うん(頷く)」
みかん「哀しそうな顔で人を見ないでよ」
ゆず「だって、全然別の国だよ?インドとインドネシア」
みかん「別の国なのはわかってるよ」
ゆず「あ、そうなの」
みかん「ただ、どれくらい違うのかな?って思って」
ゆず「どれくらい?って、全然別の国なの」
みかん「じゃあ、どこが違うのよ?」
ゆず「どこがったって、あ゛ー(ソファーの上にいたので、ソファーにダイブしてもだえる」
みかん「何で、男ってこういう細かい違いにこだわるんだろう?ゆずにしても、吉岡にしても」
ゆず「男関係無い(起き上がる」
みかん「もてないよ、そういう細かいこと言ってる男は」
ゆず「本当、関係無いだろ」
お母さん「誰がもてないって?」
みかん「ゆず」
ゆず「バカじゃねーの?」
お母さん「何、どうしたのよ?」
ゆず「姉ちゃんがねー、インドとインドネシアの区別が付かないんだって」
お母さん「あらー、疎いねみかんは」
みかん「あ、何よ、自分なんかもっとでしょ?」
お母さん「それぐらいはわかるよ」
みかん「嘘ばっか、インドとインドネシアが違うって知ってた?」
お母さん「知ってたよ、インドとインドネシアでしょ?」
ゆず「ひひーん、お母さんですら知ってんじゃん」
お母さん「インドとインドネシアじゃ全然違うよ」
お母さん「だって、インドネシアはネシアが付いてるじゃない」
ゆず「そういうことじゃねー(落胆」
お母さん「だから、インドとインドネシアはネシアの分だけ違うのよ」
みかん「そんなのわかってるよ、私だって」
みかん「あたしはインドとインドネシアは、ナスとナスビの差みたいなもんか?と思ってたの」
ゆず「あー(ソファーから床に転げ/よく、前のテーブルに頭ぶつけなかったね」
お母さん「ありゃ、両方ナスだよ」
みかん「知ってるよ、トマトもプチトマトもトマトでしょ」
みかん「そうじゃなくて、ナスとナスビは名前が違っても一緒でしょ」
お母さん「うん」
みかん「だから、あたしはインドとインドネシアも似たようなもんか?って思ったの」
お母さん「なるほど」
ゆず「う、なるほどって(テーブルに手を付いて起き上がる」
お母さん「インドとインドネシア、ナスとナスビか」
お母さん「じゃあ、ビって何よ?」
みかん「ビ?」
お母さん「ナスビのビのビってどういう意味?」
みかん「ビ」
お母さん「ふん(床に座り込む)ふん(考え込む」
みかん「ビはどうでもいいよ、問題はネシアでしょ」
ゆず「あ(閃いて棚の引き戸の中からIMIDOSを持ってくる」
みかん「ねぇ、バリ島ってインドネシア?」
お母さん「バリ島?」
お母さん「さぁ、そこまではねぇ」
お母さん「お母さんもわからない、行ったことないから」
みかん「ニューギニアもインドネシアだっけ?」
お母さん「さぁ?」
みかん「ニュー、ギニアって新しいギニアってこと?」
みかん「アフリカじゃなかったギニアって?(そりゃ、ケニアのこと?/汗」
ゆず「あ(その書いてあるページを見付ける)あ(IMIDOSを持ち上げる」
みかん「何?」
ゆず「インドネシアのネシアって島って意味で、インドネシアは島のインドって意味だって(勉強になったv」
みかん・お母さん「なんだほらー」
みかん「じゃあ、ほとんど同じだね、インドとインドネシア」
お母さん「そうだね、インドと島インドじゃね」
ゆず「いや、そうじゃないと思うけど」
みかん「同じ、同じ」
お母さん「だいたい一緒」
ゆず「あー(こいつらに何言ってもダメだと悟った」
みかんが思い出したように、こないだ学校で地理のテストで似たようなことがあったんだよと言う。
それで、何点?とすかさず聞くお母さん。
ソ連をソレンと書いて、罰だったそうで…、納得できないと言うみかん。
ゆず「俺は先生が正しいと思うよ(って、また敵視を向けてしまうユズきゅんであった」
その先生って、独身?って母がみかんに尋ね、独身とみかんが応えると…、やっぱり、ねー(ユズきゅんを含めて独身の男って細かい)って。
ゆず「はぁ(呆れ気味」
3人揃って、「あぁ(呆れ気味」
いやぁ、実に楽しかったv(笑/ネシアの勉強にもなったしv

オフィシャルサイト2回分抜けてない?(汗