■集計期間:2004年2月1日〜3月31日  回答人数612人

■実施場所:多治見市PRセンター、ギャラリーオー工房、安土桃山陶磁の里、市之倉さかづき美術館、美濃焼スクエア、
         岐阜県陶磁資料館、岐阜県現代陶芸美術館、セラミックパークMINO、オースタット国際ホテル多治見、プラザホテル、
         マイルーム古窯、ホテルルートイン




  美濃焼を買いに来訪する年齢は、以前から50代が多い。しかし、近年、作陶を目的とする20代30代が増加している。



 
岐阜県、愛知県からの観光客が80%以上を占め、その中でも尾張小牧方面から美濃焼販売店への観光客が大多数を占める。

 
来訪回数が3回目と答えた回答者が、観光施設で特に多いことから、多治見を気に入って何度も訪れている事が分かる。
ビジネスホテルでの回答者が、仕事以外の観光、買物、イベントを目的にしていた。
飲食を目的とする観光客も多く、飲食店の問合せが多い。「うなぎ屋が多い」、「蕎麦が美味しい」「和菓子が美味しい」など、
飲食を中心としたPR展開も重要。
     


 
日帰りで多治見を訪れる観光客がほとんどで、「日帰りで気楽に来れる」イメージが浸透している。
 来訪のきっかけは、「知人の紹介」「以前来た」といった「口こみ」等のリピート効果が半分を占めている。



多治見の観光に対する意見、感想、要望


・美味しい店が多く、どの店も使っている食器がかわいい。和洋共に喫茶店が多く、大好きな町。(愛知県 女性)

・見る場所が多く、いろいろ知りたいがなかなか情報が入ってこない。もっとPRしてもらうと嬉しい。(可児市 女性)

・以前来た時よりずっと立派。特に、やきものに関する建物が大きく美しく素晴らしい。来年また来る。(岡山県 男性)

・鰻が美味しかった。岐阜に来たのは初めてだが、楽しかった。(東京都 女性)

・観光バスで移動中、山々に囲まれた地形で川があり自然がいっぱいな所が素敵だった
大きな木造建築の修道院が綺麗。ワインも安い幸兵衛窯は現代的なものと  古い家がマッチしていた。年配の方が火鉢、戸棚を見て懐かしんでいた。古しの土地柄で、一方通が多い。庭先に火鉢があり、園芸を楽しんでいるのが焼き物の町らしく贅沢で面白い。(千葉県 女性)

・桜や紅葉の季節に是非また来たい。(神奈川県 女性)

・道が分り辛い所があり、もっと看板を多く取りつけてほしい。施設と有名な飲食店が近くにあるとよい。(愛知県 女性)

・近いのでよく来る。御飯が美味しい店が多いのでクーポンが欲しい。作陶は楽しいので趣味にしたい。(愛知県 女性)

・作陶は「面白いけど高い」イメージがあるが、遊陶里工房は値段も手頃でとても良い。何回も来ている。(関市 男性)

・多治見はあまり観光のイメージがない。陶芸の町、芸術の町というイメージがある。(可児市 女性)

・永保寺のお花見は素晴らしい。作陶も楽しく何度も訪れている。(名古屋市 外国人男性)

・結婚して多治見に10年住んでいて、市外の人の紹介で作陶体験を知った。住んでいても市内の観光等に詳しくない。観光ガイドマップ等はありがたい。(多治見市 女性)

・自然が多くお店もあるので、ちょっとしたプチ旅行気分で楽しい所。(愛知県 女性)

・毎回、作陶の前にランチを食べるのが楽しみ。美味しい食事処の地図がほしい。陶芸は自分のイメージが乏しく難しいが、楽しんでいる。(愛知県 女性)

・多治見の陶器は素晴らしい事をもっとアピールして欲しい。美味しい食器で食べると食べ物が美味しくなる。(岐阜市 女性)

・オリベストリートの建物の美しさに見とれました。(佐賀県 女性)

・何回も素通りをしていたが、名古屋栄の中日ビルで多治見の観光キャンペーンをしていてパンフレットが綺麗だったので家内と来て陶器店に立ち寄ってみれば興味一杯に。買物をした。(愛知県 男性)

・多治見に来るまで、美濃焼の事を少ししか知らなかった。飲食店を経営しているので、料理同様、食器についてもこだわれるきっかけとなりました。(福井県 男性)

・緑が多く、安心して散策できる場所がたくさんあり好きな町。(愛知県 男性)

・名古屋から遠いイメージがあったが、意外にJRで近く驚いた。自然たっぷりで町の中央を川が流れ、歴史もあり、町のPRをもっとすべきだと思うが、しすぎると自然が失われる。ほどほどに。(愛知県 男性)

・子供と共に思い出を作りたくて陶芸作品を見に来て心が落ち着いた。次回は作品を作ってみたい。(岐阜市 女性)

・コミュニティバスを利用し、ゆっくり町を走ってもらったおかげでこの町が大好きになった。又訪ねたい。(愛知県 女性)

・陶器の街を押し出して、モニュメント、道路、史跡、窯跡の整備をして欲しい。(奈良県 男性)

・ぼくはまだ7さいですが作品がすごかったです。(岐阜市 男の子)

・修道院、永保寺など、茶碗以外にも見所が多い。(富山県 女性)

・永保寺がタイムスリップしたかのような美しさだった。全く知らなかったので、来ていない人はもったいない。町並みをもう少し整備し、遊歩道にして、カフェ、パン屋等を作れば女性客は目ざとく集まると思う。(愛知県 女性)

・面積が広すぎないので、散策するのが容易で好きな町です。多治見駅南の昔の町並みが私の心を特に惹きつけます。(京都府 男性)


まとめ
多治見を訪れる観光客の年齢層・目的が多様化していることが判る。幅広い層に多くの観光情報を提供できるように、今回のアンケート結果を活かした雑誌、インターネット等の情報提供の充実が必要である。
多治見に来るきっかけで、一度訪れた人の口コミ効果が全体の20%もあることから、観光客に満足してもらえるよう駐車場整備、道路整備、観光案内の充実等がリピーター対策の課題となっている。
多治見に来て「落ち着いた」「ゆっくりできた」という声が多く、観光に癒し、ゆとりを求める現在のニーズにマッチした、昔ながらの町並みを活かした街づくりとPRに一層力を入れていく必要がある。