一日中雨がシトシト降ったり止んだり 梅雨ですねえ、寒いです
どんちんの二階の部屋の窓から眺めていると、傘をさした人が歩いていたり、雨の切れ間をぬって、犬の散歩をする人 そんな趣をたのしめます 傘って、上から眺めてみるときれいですよね、傘を差している人の顔は見えないからねえ・・・・ふふ
そうですねえ、今から20年以上前のことです 近所に公民館(集会所)がありまして、当時そこの空き地に、小学校の親子会が花壇を作り 朝顔とかひまわり 芋とかを植えていました。
小学校の子供たちが順番で水やり当番をしていました。
不思議だったのは、雨降りの日に、小学校の低学年の女の子がカッパを着て、傘を差して、水をかけていたのですよ (*^_^*)
なぜだったのでしょうね?
上級生の子たちが、水をかけていたのがうらやましく思えて、きっと、自分も水やり当番の日を待って、水をかけてあげたのでしょうね ほんとかなあ?
いろんなことを考えてみました
その子は、水やりの意味がわかっていなかったとか あるいは、自分だけ水やり当番をやらなかったと言われたくなかったとか、上級生の子にいじめられて「ちゃんと、お水かけてあげなきゃ、当番なのだから」 なんてね
黄色い傘に、水玉模様の黄色いレインコート そしてピンクの可愛い長靴 (^-^)
でも、その子 すごくうれしそうに、楽しそうに ジョーロで水をかけていたように見えました きっと、水やり当番の日がくるのを待っていたのでしょね(^_^;)
そして、あくる日も雨でした・・・・・・
おや! 今日はお母さんも一緒だぞ、 お母さんは花柄の傘、そしてオレンジのレインコート 長靴はおそろいのピンク
そして、もう一人 ちびが・・・・
3歳ぐらいの可愛い女の子 さすがに傘はさしていないですね お姉ちゃんとおそろいの黄色いカッパに 3人おそろいのピンクの長靴 手には、小さな水色の小さなジョーロ ちょろちょろと水をかけていました
そして、歌が聞こえてきました ♪♪あんよで、地面をたたきましょ、地球が病気だ苦しそう、トントントン、トンストトン♪♪
そのうちに3人で歌い出しました 可愛いい光景ですよね。
いまは、そういった子供会の作業はないですからね 子供の姿を見ることが少なくなってきました。
雨の日の水やり 普通に考えてみれば、まったく無駄なことかもしれません でも、いいじゃないですか 傘を差して水やりなんて こういう姿を見れば、きっと「粋だねえ・・・」 そんな風に思いませんか?
無駄ごとを粋だと思えるような、そんな心の余裕があれば世の中もっと楽しく生きていけるような そんな気がします。
そんなことを、ふと思い出しました そしたら 一筋 なぜだかわかりませんが 涙が すーっと頬を伝わって流れてきました。
きっと、東北でも梅雨なのでしょうね。雨に余分なものが含まれていなければ、と願います。。。。。。
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