1976年(昭和51年)5月12日(水) 放送
花吹雪はしご一家 最終回

松子は、金一も一子と結婚してようやく一人前になったとほっと一息。江戸組の先行きもどうやら安心と、銀二が船乗りになることを快く承諾した。
ところが嵐の夜に仕事に出かけた金一が広告塔から落ち、一生松葉杖を離せない身になってしまう。身に付いた金一の責任感があだとなってしまったのだ。
金一は銀二に組を継いでくれと頼み、金一の胸中を察した銀二は船乗りになることをあきらめようとする。
一方、千鳥にせきたてられた鷹之助は江戸家を訪ね、松子にプロポーズする。鷹之助の真心に心打たれるが、跡取りを見失った一家を放ってはおけない松子だった。
五郎は、金一こそが組を継ぐにふさわしいと金一を諭す。五郎の協力で金一は江戸組の頭を続けることになり、再び江戸家に明るい笑顔が戻ってくるのだった。

[ご注意とお願い]
別掲の通り、本コンテンツでは江戸家の家族のうち8歳の歩(あゆむ)君を五郎の子と記載しました。しかしながら、確認しうる放送開始前の番宣資料、番組紹介記事のすべてにおいて、一家の三男と紹介されています。相当に調査いたしましたが、現存する番組放送開始後の解説資料が皆無に等しく、唯一、近代映画1976年(昭和51年)5月号の82ページに西城秀樹さんと近藤久美子さんの対談記事があり、そこで西城秀樹さんの発言として「加山さんの息子が歩なんて・・・」というくだりが見られます。うろ覚えで、纏めているうちに却って混乱してしまい、断定するだけの自信がありません。
本コンテンツの本来目的とはほとんど関係のない枝葉末節の部分ですが、より正確を期せるものであれば期しておきたく、明瞭なご記憶のある方、または映像、録音資料を保存されている方からのご助言を仰ぐ次第です。情報のご提供はこちらへお願いします。

また、この「CHRONICLE」には、美代ちゃんが出演されたことが確実な回を注記していますが、必ずしも、それ以外の回に出演されていないという意味ではありませんので、ご理解ください。

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