WORK
LEGEND
CONTENT LIST
花吹雪はしご一家
放送日
1975年(昭和50年)11月12日~1976年(昭和51年)5月12日
水曜21:00から 全26回
放送局
TBS(東京)・CBC(名古屋)・MBS(大阪)・RKB(福岡)・HBC(北海道)
提供
花王石鹸、トヨタ自動車
音楽
徳久広司
劇中歌
赤い鼻緒とブルージーン、初夏景色
番宣コピー


ジョージタウンの いなせな一家が ごぞんじ水曜劇場に勢揃い
東京都武蔵野市吉祥寺はジョージタウンとよばれるヤングの町
江戸の伝統を匂わせながら高層建築の最前線に立つナウな職業・鳶職一家
再放送
1976年(昭和51年)9月8日~10月14日 14:00から

概略
流行と伝統が共存する東京・吉祥寺が舞台。その吉祥寺が東京の西部にあることに引っ掛け、西部劇のような世界をイメージして企画がスタートしたとされる。放送では、季節感をからめた江戸の粋な伝統文化を背景に、家族愛、なかんずく親子の情愛が描かれていた。

美代ちゃんの役は、主人公一家とはライバル関係にある佐々木家の娘、千鳥(ちどり)。主人公一家を離れ、また特に誰かとコンビを組んでの役どころでもなく、美代ちゃんは一人立ちした女優としてこのドラマに取り組まれた。主人公一家の江戸家は佐々木家に借金があり、それをいいことに千鳥は江戸家を訪ねては何かと横柄な態度をとる。それまでおかみさんであったりお母さんであった森光子さんに、美代ちゃんが生意気にからむというのがこのドラマでの設定。わずかながらも美代ちゃんが出演されない回があったと記憶しているが、どの回だったのか正確に特定できない。逆に出演されたことが特定できる回を別掲にて示す。

水曜劇場の「寺内貫太郎一家2」に続く次回作の題名は「関東はしご一家」であると予告されていたが、一部に題名を疑問視する声があり、本放送では「花吹雪はしご一家」と改題し放送された。第1回放送で、その題名変更のお詫びテロップが流れたことを記憶しているが、今日実証する術がない。江戸家の直系家族の名は、それぞれ将棋の駒から一字を取ってあり、佐々木家の方は鳥の名前からつけられていた。

配役
佐々木千鳥
浅田美代子
江戸家と古くからのライバル関係にある佐々木家の娘
江戸松子
森光子
江戸家の嫁 事故で夫をなくし一家を切り盛りしている
江戸飛十
小澤栄太郎
江戸家の長 今は隠居している 途中で亡くなってしまう
江戸金一
左とん平
江戸家の長男 高所恐怖症 28歳 鳶のセンスがない 
江戸銀二
西城秀樹
江戸家の次男 空手三段 21歳 鳶の腕は抜群 夢は船乗り
江戸桂子
ビーバー
江戸家の長女 金銭的にだらしがないところがある
江戸香子
近藤久美子
江戸家の次女 松子の本当の子ではない (相本久美子に改名)
江戸五郎
加山雄三
江戸家の長女桂子の婿 江戸家の番頭格 一級建築士
江戸歩
小塙謙士
五郎の子(不確実) 8歳 (子役)
美濃熊平
荒井注
松子の兄 近所で洋品店を経営している
美濃一子
泉ピン子
熊平の娘 器量が良くない いとこである金一の嫁になる
佐々木鷹之助
中谷一郎
建築会社佐々木建設の社長 ひそかに松子に惚れている