美濃のマーヤンと駿府のフーさんの いけいけ珍道中
  東海北陸自動車道 TOKAI-HOKURIKU EXPRESSWAY(とうかいほくりくじどうしゃどう)は、愛知県一宮市から岐阜県を経由して富山県砺波市へ至る高速道路(高速自動車国道)。東海北陸道と略される。

飛騨清見JCT〜白川郷ICが未開通である。 この区間では、天生峠直下を貫く飛騨トンネル(10.712km)が掘削中で、完成すると日本で2番目に長い道路隧道|トンネルとなる。

なお、飛騨清見ICは中部縦貫自動車道のICである。 高山市に位置する松ノ木峠は、標高1085mで、高速道路の標高日本一である。(真上に橋が架かっており、標高日本一の看板が掲げてある。)美並ICから小矢部砺波JCT間は暫定2車線|対面通行区間であり、この内美並ICから白鳥ICの間で四車線化工事を行っている


自動車道は東名、名神、中央道、東海北陸、環状マグロードと瑞浪から奥飛騨に行くのには、瑞浪インターで入れば中央道で土岐ジャンクションからマグロードで関まで行く、関ジャンクションで東海北陸自動車道に入れば、美濃、美並、郡上八幡、大和、白鳥、高鷲、荘川、清美と走れば、そして清美で出れば高山までわずか・・・長良川を見ながらトンネルと橋の連続、けっして気持ちのいい道路ではありません。 

運転に自信のある人でないと、おちx2眠っていられませんよ。岐阜県を南から北に向かう唯一の自動車道です。
  岩ばしる長良の流れのみなかみに春秋を重ねた城下町郡上八幡。  文化絢爛に咲く花や、戦乱渦巻くこともなく、風景とて息をのむよな絶景もない。少しばかりのお国自慢は、400年の間 歌い踊り継がれた郡上おどりの伝統と、心洗うせせらぎの音、清らかな水の流れ。移りゆく世、変わる世に、半歩遅れてあゆむよな、先ゆく人が立ちどまり、時に振り返ってみたくなる、郡上八幡とは、そんな町です。

職人町、鍛冶屋町といった町名にひかれてそぞろ歩けば、そこには古い家並みとその軒先をほとばしるように流れる水路があります。

  住まいの形式は京都に似て、間口は狭く奥に深い造りです。観光向けに整備された町並みではありませんから、普段着のままの町の暮らしを垣間見ることになります。 町割りは寛文年間(1660年ごろ)に整備されたされたものですが、そののちも2度の大火に見舞われ、町中を縦横にはしる水路は実は防火目的のものでした。 

また城下の防禦のため辻のつきあたりには「8家9宗」の寺が配置され、現在も狭い町ながら13の寺が甍を連ねます。
 
       
郡上八幡特有の水利用のシステムです。
湧水や山水を引き込んだ2槽又は3槽からなる水槽のうち、最初の水槽が飲料や食物を洗うのに使われ、次の水槽は汚れた食器などの洗浄。そこで出たご飯つぶなどの食べ物の残りはそのまま下の池に流れて飼われている鯉や魚のエサとなり、水は自然に浄化されて川に流れこむしくみになっています。

そのほとんどは個人の家の敷地内にあるのでなかなか目にふれることはないですが、観光用設置されたものが町のあちこちにあり、町歩きで乾いた観光客のノドをうるおすのに一役かっています。

郡上八幡旧庁舎記念館の横にある鯉や川魚が泳ぐ豊かな用水です。 民家の裏手を流れ、夏になればスイカが冷やされオトリに使う鮎が篭に入れてあったりする光景も。洗濯場が3ヶ所あり近所のおばさんたちの社交の場でもあったりするのですが、最近は観光客にカメラを向けられるのを嫌がって、その数は昔と比べると減ったみたいです。

でも川に魚がいる、川の水でものをすすぐ、なんてことはごく当たりまえのことなのに、それが名所のなるなんて少し哀しい気がしませんか?

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