美濃のマーヤンと駿府のフーさんの いけいけ珍道中
朴とは、もくれん科の落葉きょう木。朴葉は倒卵形で、長さ四十センチにもなる。これを乾燥させたものを器代わりに使って、麦味噌を敷き、その上に、焼霜ふくたたき、白葱、しめじ、しし唐を乗せて炭火で焼く。味噌が焼けて香ばしい匂いを放ちはじめ、材料に火が通ったら、味噌をからめながら熱々をいただく。朴葉のよい薫りが味噌に移り、絶妙な味わいを醸し出す。戸外に持ち出し、海や野や山で、自然を満喫しながら、朴葉焼きを肴に杯を傾けるのも一興である。

今や『飛騨牛』といえば高級ブランドとして有名ですが、本来『飛騨牛』とは『安福号』の血筋の牛でランクが上の肉を指します。『安福号』は但馬産の牛ですが、それをこちらの畜産関係者の方が買い付け育成しました。『安福号』の血をひく牛は皆肉質が良く、これが『飛騨牛』というブランドで有名になりました。

手軽に『飛騨牛』を楽しむなら、安川通りの『ひだっ子』さんの飛騨牛の串焼きをどうぞ!本格指向の人は八幡神社近くの『はとや』(要予約)がお薦めです。また、最近は肉屋さんでお肉を買って
ヤマト運輸のクール宅急便を利用して送ってもらう方も増えています。

肉屋さんは安川通り・三町の辺りでは、安川通り・ぶんねもん坂の『ト一精肉店』さん、鍛冶橋の交差点角の『大前牛肉店』さん、筏橋(味噌買橋)近くの『天狗総本店』さん等があります。(天狗さんは、店に隣接して食事処も構えてますのでどうぞ!)


飛騨は、その山地・高冷地という自然条件に制約され、稲作をはじめ蔬菜その他の生産品に大きなハンディを背負ってきました。

しかし、この高冷地が美味しい『そば』をつくってくれました。そば本来の味を楽しむなら、やっぱり『ざるそば』かな…。通の人は『そば湯』(そばをゆでた汁)もどうぞ!(そばが美味しい所は、『そば湯』もそばの風味がして美味しいです。)

安川通り・三町付近では、超有名な上二之町の『ゑびす』さん、上三之町の『志田』さん、安川通りの『ひだっ子』さん等があります。 


沢庵よりも少し柔らかく、噛むと、カリカリと音がします。 他の漬物に比べて、酢と砂糖を多く使います。 カブは水分が多いので、漬けると量は半分に減ってしまいます。

あっさり果物?のような味で、たくさん食べられます。 お茶受け、酒のつまみ、正月のおせち料理に飽きたときにも美味。 日持ちが良く、当地では初冬に漬けて、春まで食べられています。

暖かくなると美味しくなくなるので、カブ漬けは冬季限定のようです。
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