遠山金四郎景元は、テレビ番組で有名な北町奉行の「遠山の金さん」です。
この人は、明知遠山家の分家六代目にあたる人で、実在の人物です。この人の活躍した時代は、天保改革の真最中であり、老中水野忠邦のブレーンのひとりでした。
しかし、強行派の水野忠邦、鳥居耀蔵と異なり、庶民派であったようです。江戸歌舞伎三座取り潰し策を、浅草の外れに移転させ取り潰しを間逃れさせたのも景元が「芝居小屋を取り潰して、反感を買うより一カ所に集めて監視した方がよい」と水野忠邦を説得したおかげだと云われます。さて、遠山金四郎景元について以下にまとめて見ました。
・明知遠山家分家系図
遠山景好→景義→景信→景好→景普→景元→景纂→景影→景之→景档
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