#10 ある保安部員の嘆き


 ケイジに、初号機が固定される。
 エントリープラグがエジェクトされ、そこからLCLの雫を滴らせながら、シンジが降りてくる。
「おつとめ、ごくろうさまです」
「なんだよ、それ」
 ユウキの言葉に苦笑しつつ、シンジは手渡されたタオルで髪についたLCLを拭う。
「碇、シンジさん!」
 と、そこへ、でかい声。
 一寸びっくりして視線をそちらに向けるシンジ。そして、そこに土下座をする男を発見する。
「──?」
「青葉シゲルさん。シンちゃんのことを、ご存じのようです」
 問うようなシンジの視線に、ユウキが応える。
「青葉シゲルさん?」
 シンジは、僅かに視線を宙にさまよわせ、脳内のデータベースをチェック、該当する項目を検出する。
「ええと、もしかして、「ギターを持った渡り鳥」の青葉さん?」
 あたりが出たらしい。ユウキに確認するように口にするシンジ。
 答えは、青葉の声だった。
「か、感激っす。高名なシンジさんに俺──否、自分のようなチンピラが知られているなんて」
「で、青葉さんは、どうして土下座なんて……」
 首を傾げる。
「シンジさんに、お願いがあります!」
 青葉は、額をフロアの床にこすりつけるようにして、叫んだ。
「是非とも、自分に、シンジさんの杯を受けさせて下さい」
「え?」
「自分がけちなチンピラだって事は、重々承知しております。しかし、先刻の戦いで、自分の親とする人物は、シンジさんしかいない。そう、確信しました。一兵卒からで構いません。なにとぞ!」
「……」
 ケイジに、何とも言えない沈黙が溢れかえった。
 初勝利に、沸いていた。
 歓喜に、沸いていた。
 これで、人類は存続する。未来が見えた。
 しかし──帰還したパイロットの前で繰り広げられたのは、時代錯誤、古い任侠モノのような状況。違和感、感じまくりである。
「顔を上げて下さい。青葉さん」
 シンジは、ユウキに一つ頷くと、青葉の前にしゃがみ込む。
「お願いします」
 青葉は、それでも床に額をこすりつけていた。
「ですから、顔を上げて下さい。青葉さんほどの人に、そんな風にしていただいては、こちらが恐縮してしまいます」
「いえ、シンジさんは凄い人ッス! あの、伝説の碇ムテキの正当な後継者と目される、こちら側の超エリート。自分などは、本当にただのチンピラに過ぎないッス。しかし、しかし、是非とも、自分を──」
 伝説って、ムテキのおじさん、まだ生きているんだけどなあ、そんな風に僅かに苦笑を浮かべるものの、シンジはすぐ真顔になって、青葉に向かう。
「青葉さん、ありがとうございます。ですが、ムテキのおじさんの後継者は、息子のステキさんです。それに、今の僕は、山王本家から、殆ど追放状態。所属する組も何も持たない、そんな状態です」
「いえ、シンジさんならば、すぐにご自分の組を立ち上げる事が出来ます。そこへ、少しでも自分がお力になれればと思っております。是非とも、シンジさんの舎弟に」
「ありがとうございます。そう言っていただけると、本当に嬉しいです」
「それでは?」
 歓喜に溢れた表情で、青葉はシンジを見た。
「正直、戦力的な不安があったところです。こちらから、是非にお願いしたいくらいです」
 シンジは、そちらに魅力的な笑顔を向ける。にやり笑いではない。
「──それでは、五分の杯を」
 シンジの提案に、青葉は慌てて首を振った。
「いえ、親はシンジさんです」
「しかし、それでは……」
「自分とシンジさんでは、貫目が違いすぎます」
「しかし」
「お願いします」
 真っ直ぐにシンジを見て懇願する青葉。
 シンジは、静かに頷いた。
「わかりました。若輩者です。青葉さんには、いろいろと助けて貰うことになると思いますが、よろしくお願いします」
「感激っす!」
 男泣きする青葉。
「シ、シンジ君、取りあえず、一区切りが付いたようだし、一寸、良いかしら?」
 そこへ、一寸腰が引け気味に声をかけたのは、リツコである。
 私は科学に生きる女。そう言う世界には付いていけません。そんな顔をしている。
「何ですか? 赤木博士」
「メディカルチェックや、デブリーフィングがあるの。直ぐにシャワーを浴びて、医局の方に移動してくれる? 青葉くんの方は後で──」
「シャワーを浴びるのは直ぐにします。正直、このLCLって奴、気持ち悪いですしね」
 流石に、リツコは「男の子でしょ、我慢しなさい」などと暴言を吐く勇気は持ち合わせていない。シンジの怖さを、良く承知しているから。
「しかし、その他は後回しです」
「え?」
 続いたシンジの答えに、リツコは戸惑う。しかし、直ぐに立ち直り、僅かに口調をきつくして告げる。
「駄目よ。EVAに乗った後は、メディカルチェックやデブリーフィングは義務づけられているのよ」
「そんなことよりも、今の僕には重要なことがあります」
 シンジは、にべもない。
「少なくとも、メディカルチェックは、シンジ君のために行うのよ! 特に今回、かなりの負荷が脳神経にかかったはずよ。表層には出ていなくても、深層心理にどんな影響が出ているか……」
 理詰めで説得を試みるリツコ。
 しかし、シンジはやっぱりにべもない。
「ですから、そんなことは後回しです。──それよりも、父さんとの契約で、僕の下に付けられた保安部員を、完全武装の上で、ネルフ・ゲート前に集合させて下さい」
「え?」
「聞こえませんでしたか? 僕の下に付けられた保安部員を、完全武装の上で、ゲート前に集合させる。──直ぐに、仕事にかかります」
「出入りッスか?」
 青葉が、弾かれたように立ち上がる。
「流石ッス。避難勧告が解けたばかりの所を急襲しようと言うんすね」
 シンジは、にこりと微笑んで頷く。
「ええ。それに、箱根・風間組は、未だ、僕がここ、第3新東京市に来ていることを知らないはずです。しかし、明日になれば、どうなるかわかりません。ここは、拙速を尊ぶべきです。──青葉さんも、いきなりで済みませんが、ご協力をお願いします」
「とんでもないッス。自分は、シンジさんの言葉に従うだけッス。シンジさんが黒と言えば、例え白かろうが黒ッス。自分の都合になんて、構わないで下さい。シンジさんは、ただ、「やれ」と命令を出して下さればいいッス」
「ありがとうございます、青葉さん」
 シンジは、頭を下げて、青葉を恐縮させると、今度はユウキに視線を移す。
「ユウキの方も、準備を頼むよ」
「私は、平和主義者ですけど」
「そこを曲げて。──何にせよ、兵隊が足りないんだ。お願い」
「はあ、わかりました。仕方ありませんね」
「ありがとう、ユウキ。──じゃあ、僕はシャワーを浴びてくるよ。その間に、準備をお願い」
「了解しました」
 ユウキが、へたくそな敬礼をしてみせる。
「自分も、得物を持ってくるっス」
 青葉が退場する。
「それでは、赤木博士。保安部員の集合、お願いします。後、父さんに、後始末──情報操作もお願いするって、伝えて置いて下さい。それでは」
 シンジ、ユウキも退場する。
「え? え?」
 後には、呆然としたリツコだけが残された。


 保安部員、帆村マサカネは、自分の運命が、何処でどう間違ったのか理解できない、そんな顔をしていた。
 帆村だけではない。そばにいる、保安部員の同僚、8人も、それぞれ、間違いを探す顔をしている。
 帆村達は、サードチルドレン、碇シンジを拘束しようとして、真っ先に動いた保安部員である。
 サードチルドレン拘束。
 それは、非常に容易い仕事だと思った。
 何しろ、相手は中学生。脅威の対象とはなり得ない。そのはずだった。
 しかし、気が付けば、自分たちは完全にのされ、ゲート前に転がされていた。
 叱責、訓告、降格、減給──
 そんな、暗い未来予想図が脳裏に描かれた。
 全く、完璧な失態。見事な無様っぷりである。暴力の専門家、プロを自負する保安部員である自分たちが、中学生にのされる。認めがたい。しかし、現実。実際、思い返すに、自分たちは殆ど相手にされていなかった。
 シンジの肩を掴んだ。そう思った次の瞬間には、帆村の意識は飛んでいた。後で、鳩尾がしくしく痛んだから、そこに一撃を食らったのだろうと推測できた。それほどの、鋭い一撃。暴力にはそれなりの自信があった。しかし、上には上がいる。相手が中学生と言うことで、容易には認めがたいが、そう言うことらしい。
 何とか、気を取り戻した次の瞬間には、新たな辞令が渡されていた。
 降格、そんなことを考えた。もしくは、左遷か。
 しかし、現実は、もっと意地が悪かった。
 サードチルドレン、碇シンジ付きの護衛に任命する。
 自分をのした少年。引っかかる部分はあった。しかし、仕事である。そう、割り切った。感情を、理性でねじ伏せた。
 だが──実体は、シンジの兵隊。
 現実という奴は、何処までも意地が悪い。これ以上無いくらいに。
 帆村の頭の上を、鋭く空気を切り裂いて、何かが飛んでいった。
 ──何か。
 慌て、亀の子みたいに首をすっこめる帆村。
 その、「何か」の正体について、考えたくなかった。
「おどれ、何処の組のもんやぁ!」
「ここが、風間組と知っとってやっとるんかぁ。われぇ!」
 柄の悪い叫びが、聞こえてくる。
 夢。
 夢だと思いたい。
 しかし、現実だった。
 ここは、第3新東京市にある、暴力団、箱根・風間組組長、風間コタロウの本宅だった。その、庭である。
 今、帆村は石灯籠を遮蔽物にして、風間組の構成員と銃撃戦の真っ最中である。
 その自分に、帆村は非常な違和感を感じていた。
「帆村さん、俺、一体なんだって、こんな所でこんな事をしているんですか?」
 後輩保安部員が、泣きそうな顔で尋ねてくる。
「知るかよ!」
 帆村は、邪険に叫び返す。
 後輩の質問、それは、帆村の疑問でもある。こちらが答えを教えて欲しいくらいだった。
 自分は何だ?
 自分は、国連所属の特務機関、ネルフの保安部員だ。
 別段、ネルフに入った理由に、世界の平和を守るとか、人類の未来を守る等という思いはなかった。面接試験の時こそ、そう答えた。しかし、実際は、そんなことは欠片も考えていなかった。自分の資質、将来性、給料──その他諸々。そう言った、散文的な条件からネルフに入社──そう、感覚としては入社だ──をした。そこに、使命感などはなかった。
 しかし──
 これは、非常に間違っている。
 自分の仕事は、やくざの抗争に参加することではない。世界を守る人材や情報の保護をすることのはずだ。
 入社理由を一時棚上げして、そう考える帆村である。
「帆村さん、伊東の奴、大丈夫ッスかねえ?」
 後輩が、再び泣きそうな声で尋ねてくる。
 シンジの下に付けられた保安部員は、総勢10人。集合の時点では、10人いた。風間組、組長宅に押し込んだときには、やっぱり10人いた。しかし、ここにいるのは、9人。いない男の名前が、伊東と言う。
「……まずは、自分のことだけ考えろ」
 帆村は、石灯籠の影から腕だけを突き出し、狙いも付けずに銃をぶっ放しながら、告げた。
 冷たいかも知れない。しかし、構っていられない。それが、真実だった。
 出来るのは、生きていることを祈るだけ。それだけだ。
「おりゃああああああああああああ」
 それぞれ、遮蔽物に隠れて銃を撃ち合う。
 その状況に、動きが生じた。
 敵の方だ。
 命を惜しんでいないのか、一人の男が遮蔽物から飛び出してくる。両手に持った銃を乱射しながら、こちらに駆け込んでくる。
「は、反撃しろ。近づけさせるな!」
 保身の思いから、帆村は思い切り叫んだ。
 しかし、敵の攻撃は、ここぞとばかりに激しさを増す。頭の直ぐ上を、体の直ぐ脇を、石灯籠を削り、飛んでいく銃弾。身動きが出来ない。
 この状況の中で、特攻をかける事の出来る相手の神経が理解できない。どう考えたって、自殺行為にしか思えない。
 ネルフ保安部員。実際の所、「実戦」を経験している人間など、殆どいない。本部の守りは、ネルフの誇るスーパーコンピューター・マギの独壇場である。人の出番が非常に少ないという事情もある。それに、主としての任務は護衛。そこにいる、それだけで敵に対して威圧効果が期待できる。襲撃があったとしても、大抵はこちらよりも少数の敵。数で押し込んでしまえる。このような、双方真正面から撃ち合うと言うことは、まず無い。
 帆村も、他の者も、こうした銃撃戦に参加するのは、初めてのことだった。
 男は、一気に距離を詰めてくる。
 向こうの方が、こちらよりも余程、荒事のプロだ。
 ありがたくない認識をする帆村。自分には、銃弾飛び交う場所を、ああして駆けていく度胸など無い。
 しかし、このままでは拙いと言うこともわかる。
 彼我の距離は、どんどん近づいてくる。遮蔽物のこちら側に飛び込まれたとしたら、自分たちの運命は──考えたくない。ここには居ない一人、伊東の後を追いたい、そんなことを考えるほど、帆村は伊東とは仲が良くなかった。仲が良かったとしても、ご免被りたい。
 帆村は唾を一つ飲み込み、意を決すると、遮蔽物から体を出す。真っ直ぐに、こちらに来る男に向かって銃を構える。
 体の脇を、銃弾が通り抜けていく。
 震える手を何とか押さえつけ、狙いを付ける。
 何処に?
 何処を狙えばいい?
 頭?
 体?
 それとも、足?
 こうした、相手の突進を止めるのに、一番有効な場所は、何処だった?
 これまでの訓練が、まるで実戦で生かせていない。頭の中は、殆ど真っ白。経験不足、それも致命的なまでの。
「おどれぇ、死ねやぁ!」
 男が、近づいてくる。
 撃たなければ。
 何処でも良い、何処でも良いから、当てて、男の突進を止めろ。
 敵の攻撃が、自分に集中しているのを感じる。しかし、運がいいのか、命中はない。
 何でも良いから、早く撃て。
 自分に叱咤して、帆村は狙いが中途半端なまま、引き金を引いた。
 カチリ。
 激鉄が、何とも頼りない音を立てる。弾は、出ない。
「え?」
 慌てて、自分の手元を見る。
 弾が出ないわけである。スライドが開き、既に弾切れ状態であることを示していた。
 何という、間抜けなミス。
 唖然とする。
 残弾数の確認。自分が何発撃ち、残りはどれだけか。それを常に認識していること。初歩の初歩である。それすら、出来ていない。自分が全弾撃ち尽くしたことを気が付いていない。間抜けで、この場合、致命的なミス。
「おらあぁああ」
 男が、絶望的なまでに近づいてくる。
 極彩色で脳裏に刻まれる文字。
 死。
 しかし──
 たーん。
 遠くで、銃声が響いた。
 そして、次の瞬間、男は躓いたかのように転んでいた。
「なんじゃこりゃぁああああああ!」
 絶叫し、膝を抱え、男は地面を転がった。右膝から、血が溢れている。
 狙撃。
 この隙に、慌てて、マサカネは遮蔽物に隠れ、弾倉を交換する。スライドを引いて、初弾を薬室に送り込むことも忘れないようにする。手が震え、なかなか上手くいかない。それでも、何とか使用可能な状態にする。
「トメ!」
 敵方から、叫びが上がっている。
 どうやら、勇気ある男の名前は、トメと言うらしい。
 地面をはいつくばりながら、トメは味方の方に逃れようとしている。ナメクジが這った後のように、その軌跡には血が残されている。
 たーん。
 再び、狙撃。
 トメの、右肩から血がしぶく。
「ぎゃああああああ」
「トメ〜!」 
 仲のいい者がいるのか、悲鳴に近い絶叫。
 そして、もう一人、勇気のある男が飛び出してくる。わき目もふらずに一直線にトメの元へ駆け込むと、肩を貸して立ち上がらせ、蹌踉めくように戻っていく。
 帆村は、その背中に狙いを付けた。完全に、隙だらけである。撃てば、倒れる。間違いない。
 しかし、撃つのが躊躇われた。
 撃て!
 冷静な部分が、そう命令する。
 しかし、感情が邪魔をする。
 たーん。
 帆村が結論を出すよりも早く、無慈悲な一撃が、遠間から放たれた。
 トメを支え、よろけ、進んでいた男の首が、弾かれたれたように横にずれる。そして、側頭部から血と、脳味噌の破片をまき散らす。
 糸が切れたマリオネットのように、崩れる男。支えられていたトメも、その上に転ぶ。
 帆村は、泡を食って再び遮蔽物の陰に隠れる。
「これって、あのお嬢ちゃんがやっているんですよね」
 剣呑な声で、後輩が尋ねてくる。
 お嬢ちゃん──ユウキである。
 帆村は、こうした狙撃の方法がある。その事は知っていた。
 一人、先行した人間を、死なないように、しかし、動けなくなるように狙撃をする。そして、それを助けに来た人間を、今度は殺す様に狙撃する。相手は、それを見て用心する。そうしたら、今度は最初に撃たれた人間を、再び死なない程度に狙撃する。
 たーん。
「うぎゃあああああ」
「トメ〜!」
 そして、仲間がいたぶられることに耐えきれなくなり、助けようとした者を再び──
 たーん。
 以後、繰り返し。
 たーん。
「……女は、魔物だ」
 帆村は、お嬢ちゃん──ユウキの顔を思い浮かべて、呟いた。
 どう見ても、暴力とは無縁の少女に見える。お嬢様。そう言われても、素直に納得できる。
 しかし──
 たーん。
 こんな無慈悲な攻撃を、繰り返している。
 自分は、撃つのを躊躇ったというのに。
 たーん。
「逆らっちゃ、いけない。絶対に……」
 自分に言い聞かせるように、帆村は呟く。
 横の後輩も、苦い物を飲み込んだような顔で、しっかりと頷いている。
「俺の歌を聴け〜!」
 向こうの方からは、威勢のいい声と共に、銃弾をばらまく音が聞こえてくる。
 あの男も、帆村には理解できない。頭でっかちなオペレーター。格好だけのギタリスト。そう思ってきた。
 ところが──
 いつも持ち歩いてるギターケースを開くと、その中にはぎっしりと銃や爆発物が。
 ……何にせよ、自分のこれからの運命が、決まってしまったような気のする、帆村だった。


 初の使徒襲来、その日の内に、第3新東京市の裏を支配していた暴力団組織、箱根・風間組は壊滅した。
 その壊滅は、使徒戦に巻き込まれた為。そう言う理由でもって報道されることとなる。だから、当然、その報道に、碇シンジの「い」の字も出る事はなかった。

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