![]() |
![]() |
![]() |
SME ロングアーム 3012-R のインプレッション 〜 impression 〜
あの名機3012を超えるため、各部をリファインして開発されたロングトーンアーム SME 3012-R 1980年発売のビンテージ品【発売当時の価格:120,000円】...※ 当時の大卒初任給が90,000円の時代 ![]() ![]() 某所にて各パーツごとに研磨・クリーニングされて新品同様に蘇ったトーンアームを入手... ※ 入手先:AUDIO STATION 現在、愛用しているDENON製のアナログ・レコードプレーヤー<DP-3000NE>をダブルアーム化にするために入手したトーンアームです。 ちなみに、SMEのトーンアームを使用するのは10年ぶり... 当時、愛用していたマイクロ精機のDDX-1000というアームが3本設置できるターンテーブルに、SAEC社のWE-308とSME社の3009/SeriesUImprovedでダブルアームを楽しんでいました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 発売当時でいう新開発のダブルナイフエッジを軸受けに採用されており、従来のナイフエッジタイプの欠点であった軸受けのガタつきを解消しているようです。 これにより高針圧から軽針圧にわたって非常に高いトレース性能を実現しています。 特にこの点がショートアームとロングアームとの違いなのでしょうね。 また、当時の新開発・自動針圧微調装置が搭載されており、レコードが内周に行くにつれて針圧が増加されることでレコード内周における高い周波数の再生を安定させているようです。 このような仕様のトーンアームは令和の時代になっても希少で、今でもこの機種が高値で取引されているように人気のトーンアームです。 ちなみに、ダブルアーム化する前、デノンのDP-3000NEでDENONのMCカートリッジDL-103Rをトレースした時の音質よりも、このSMEのロングトーンアームでトレースした方が音質が向上しました。 この音質の違いが、恐らくロングトーンアームの効果だと思っています。 SME 3012-R でダブルアーム化した詳細は ↓ をご覧ください。
|
© Since 6.Feb.2000 |