はじめに・・・
私が楽器をはじめたきっかけ・・・   
それは、私が中学生だった頃に兄が持っていたクラシックギターに触れた時から始まりました。       
最初に私が弾けるようになった曲は、『禁じられた遊び (愛のロマンス) 』 というクラシックギターで弾く定番の曲でした。
その次に覚えた曲は、ピーター・ポール&マリーの 『500マイル』
その後は調子に乗って、フォークギターを購入しサイモン&ガーファンクルの代表作など、次第に弾けるようになりました。
  
その当時は、FMラジオなど深夜放送から流れる曲を録音するエアーチェックとか、世界の放送局が手軽に聴ける短波放送などが流行っていた頃です。
ピッグベンの鐘の音で始まるイギリスのBBC放送、ワライカワセミの声で始まるラジオオーストラリアなど...   
特に短波放送専用のレシーバーを購入してからは、主にイギリスのBBC放送をよく聴いていました。   
その訳は、ビートルズなど、ブリティッシュサウンドなどの新鮮な曲がいち早く聞けたからです。
当時は、ビートルズなどの曲が日本の放送局で流れるまでにはタイムラグがあったのですね。
当時、BBCから流れてくる新鮮なサウンドを聴くためにレシーバーに噛り付いていましたね(笑)
そんな日々を過ごしているうちに、エレキギターで有名なベンチャーズに興味が移ってエレキギターも購入しました。
あの ”♪ テケテケ♪ サウンド ” で奏でるエレキギター特有の格好いい弾き方に憧れていました。
中学3年になると、ロックに憧れてディープ・パープルに夢中になっていた時もありました。
そのディープパープルのギターリスト:リッチー・ブラックモアに憧れて、Fender のストラトキャスターを購入したり、ドラムスのイアン・ペイスのようになりたいとドラムセットまで購入したこともありました(笑)
高校在学中はブラスバンド部に所属して、最初の頃はトランペットを吹いていましたが、先輩のドラムがいなくなったことを機にドラムに転向しました。
最初はスネアドラムの基本から覚えて、次第にドラムセットを本格的に叩けるようになっていきました。
現在のように電子ドラムなどという便利な物はなかったので、自宅で叩くときの消音対策は半端ないほど家族と近所に気を遣っていましたね(笑)

そして、社会人になってからは会社の同僚とバンド (私はドラムス担当) を組んで活動していた時に、ヤマハの ポピュラーソングコンテスト (通称:ポプコン) に何度も出場したことがあり、その時の思い出として残っているのが、ポプコン第30回を迎えた1985年の夏でした。
それは、ポプコン30周年の記念として、ヤマハさんのご好意のもと、名古屋の東山にあったヤマハのレコーディングスタジオで、私たちのバンドのエントリー曲のレコーディングとアルバムに掲載するメンバーの写真撮影までしていただき、写真集 (付録) 付きの2枚組レコードを作っていただいたことが、今となっては一番の思い出です。
つまり、第30回・ポプコン中部北陸大会の決勝まで残った全21バンドだけに与えられた素敵なプレゼントでした。

<ポプコン30周年記念レコード> (1985年)
第30回・ポプコン中部北陸大会 (入賞曲:全21バンド)
このアルバムには、私がドラムスとして参加していたバンドの曲が収録されていますが、そもそもこのレコードの存在を知っている人はほぼいないでしょうね。
おそらく、このレコードを持っている人はバンドのメンバーとその身内ぐらいでしょう(笑)

【参 考】
ポピュラーソングコンテスト とは、ヤマハ音楽振興会の主催で1969年から1986年まで計32回行われたフォーク、ポップス、ロックの音楽コンテストでした。
通称 「ポプコン」 (POPCONとも) と呼ばれた人気コンテストで、1974年からは年2回開かれるようになりました。
グランプリ受賞者には自動的にレコードデビューが約束され、さらに世界歌謡祭の出場資格も得ることが出来たのです。
もともと第5回まではプロを対象にした作曲コンクールとして開催され、第6回からはアマチュア向けのプロへの登龍門として開催されるようになりました。
アマチュアとして最初のグランプリ受賞者は、『あなた』 ('73第4回世界歌謡祭・グランプリも受賞) を歌った小坂明子さんでした。

ちなみに、アマチュアとしてポプコン (つま恋本選会) に出場した後、デビューした主な歌手は次のとおりです。
1973年 小坂明子、NSP
1974年 八神純子
1975年 渡辺真知子、中島みゆき、因幡晃
1976年 佐々木幸男
1977年 世良公則&ツイスト
1978年 佐野元春、長渕剛、円広志
1979年 チャゲ&飛鳥、クリスタルキング
1980年 雅夢、杉山清貴&オメガトライブ
1981年 伊藤敏博、アラジン(高原兄)
1982年 あみん(岡村孝子)、明日香
1983年 辛島美登里
1984年 TOM★CATなど。

1985年以降は不作の年と言われ続け、1986年9月29日の第32回・つま恋本選会を最後にヤマハの通称『ポプコン』は幕を閉じました。
ちなみに、ピンクレディーは1974年の第8回東海大会決勝に「クッキー」というグループ名で出場しましたが、つま恋本選会には出場できなかった。
また、大江千里も1977年に関西地区大会の予選に出場しましたが、出場者の中に世良公則&ツイストがいたため予選通過できなかったそうです。






『水沢アキ』 さんをきっかけに、32歳から独学ではじめたピアノ・・・

私が小さい頃から弾いてみたかった楽器は、『ピアノ』 でした。
いわゆる、いつかピアノが弾けたらいいなぁー って感じですね...。

そんな想いを持ったまま、32歳になった時にあるテレビ番組でピアノを弾いている水沢アキさんを見かけてからクギづけになりました。

その番組はNHK趣味百科の『ピアノでポップスをV』(1994年)でした。
服部克久氏を中心に4人家族(仮想家族)のピアノレッスンが中心の番組。

【出演者】   「音田家(おとだけ)の人々」 という設定
お父さん役 : 高橋 良味
お母さん役 : 水沢 アキ さん
長女役 : 葛岡 幸子
長男役 : 井上 敬

ピアノの先生は服部克久氏と音田さんちのお隣さん役として、ハネケンこと今は亡き羽田健太郎氏


水沢アキさんといえば1973年に19歳で歌手デビューしてから、その豊かなプロポーションに注目され、グラビアアイドル として私が虜になったタレントのひとりでした。
グラビアアイドル時代には、水着とセミヌードで世の男性を虜にし、その後1986年には雑誌「GORO」の「激写」グラビアで初ヌード(撮影当時30歳)を披露して話題になった方でした。
その大好きだった水沢アキさんが、テレビでピアノレッスンを受けていたので、つい見入ってしまったということです。
レッスン姿は昔と変わらず、今でも素敵な水沢アキさんを画面いっぱいに見ることができて嬉しかったですねぇ〜。
 
その水沢アキさんが出演していた NHK趣味百科の 『ピアノでポップスをV』 という番組はシリーズ 3作目だったので、TとUの再放送を期待したのですが叶わなかった...。
後でわかったのですが、水沢アキさんは、 『ピアノでポップスをV』 だけの出演でTとUは別のタレントだったので、再放送を見れなくても良かった訳ですね。
また、水沢アキさんがレッスンを受けていた課題曲が綺麗なメロディーの『ドーヴァーの白い想い出』(服部克久 作曲)という曲でした。



そんなきっかけで見始めたこの番組ですが、実はこの番組のエンディング部分で毎回、服部克久氏が弾いていた 『ル・ローヌ』 (服部克久 作曲)という曲を大変気に入ってしまい、是非、この曲を自分の手で弾いてみたいと思い独学でピアノを始めました。
また、番組で水沢アキさんがレッスンを受けていた 『ドーヴァーの白い想い出』 という曲も弾きたいと思って調べてみたら、幸いにもNHK趣味百科から 『ピアノでポップスをV』 の楽譜も販売されていたので、早速、購入しなんとか弾けるようになりました。
生まれてはじめてピアノを弾き始めた32歳の時でした。
なんたって生まれてはじめて弾くピアノの曲なので楽譜を購入したまでは良いのですが、私自身、本当にピアノが弾けるのか不安だったため、最初から高価なピアノを購入するのではなく、手軽に中古のキーボードから始めました。
そのキーボードとは、あの伝説のシンセサイザー 『YAMAHA DX7』 でした。
そして練習を重ねてそれなりに弾ける状態になった時、もっとピアノらしい木製鍵盤のものが欲しいと思っていた頃にKAWAIから木製鍵盤のデジタルピアノが発売されたので迷わず購入してしまいました。
その当時は、まだ3本ペダルの木製鍵盤仕様のデジタルピアノが少なかったため、嬉しくて毎日深夜まで 1日に何時間も弾いていました(笑)
以降、服部克久氏の音楽畑シリーズの全CDと楽譜を購入し、今に至っています。

したがって、今、私が弾ける曲は 『ル・ローヌ』 をはじめとする服部克久氏の曲が中心です。
今でもバイエルはもちろん、ピアノの基礎がまったく身についていない私でも、以前、無理に頼まれて結婚式の披露宴で弾いた 『ル・ローヌ』 に感動された方も少なくないので、歳を重ねてもピアノが弾きたいと思っている方は、是非、勇気を出して弾いてみることをお勧めします。
ギター、ドラムなどと違って、一人で演奏していても心が和む素敵な楽器だと思っています。
現在でも、お酒を飲んだ日以外は、ほぼ毎晩、就寝前に 1時間程ピアノを弾いています。





結局、今までに購入した楽器は...

1. アコースティックギター (YAMAHA 6弦タイプ)
2. エレキギター (Fernandes ストラトタイプ)
3. アコースティックギター (YAMAHA 12弦タイプ)
4. エレキギター (Fender ストラトキャスター)
5. ドラムセット (YAMAHA)
6. シンセサイザー (YAMAHA DX7)
7. 電子ピアノ (KORG SP-100)
8. 電子ピアノ (KAWAI DigitalPiano PW600 木製88鍵盤)
9. ハイブリッドピアノ (YAMAHA DUP-20B)
10. サイレントギター (YAMAHA SLG100S)
11. エレキギター (Gibson Les Paul)
12. エレアコ (Ovation Celebrity Deluxe)
13. サイレントギター (YAMAHA SLG200N)
14. エレアコ (Ovation Celebrity Elite Limited Edition)
15. アコースティックギター (TAYLOR Taylor Swift model 6弦タイプ)
16. 管楽器 (YAMAHA venova)
17. ウクレレ (D'Angelico MU-4P ソプラノタイプ)
18. ウクレレ (D'Angelico MU-6CPS コンサートタイプ)
19. ハイブリッドピアノ (YAMAHA AvantGrand N1)
20. エレキギター (Gibson Les Paul 2019)
21. エレキギター (YAMAHA SL-380 Studio Lord)





















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