WORK
LEGEND
CONTENT LIST
美代ちゃんの愛犬



私は犬になりたい。

美代ちゃんの当時の愛犬は、白いスピッツのポポちゃんとシーズーのボクちゃん。
シーズーは、当時ではまだ珍しかったんですよね。
茶色いポメラニアンのチョビちゃんは、久世プロデューサーからの預かり(でしたよね)。

美代ちゃんに抱えてもらったり、横にチョコンと座っているのを見ては、うらやましいなどと、心狭くも思ったものです。

どんなに遅くても寝ないで待っていてくれる----。
夜中に誰かが起こそうとすると、立ちふさがってかばってくれる----。
美代ちゃんが長電話をすると、ヤキモチを焼いて足で電話を切ってしまう------。
など、微笑ましいエピソードがいろいろと残されています。

また、取材先で、誰にもなつかない犬が、美代ちゃんにだけはトコトコと歩み寄ったりしていたそうです。犬の方も人を見極めるのでしょうか。
美代ちゃんは、犬を飼うというより、一緒に生活する相手として接しておられたのだと思います。友だちやボーイフレンドのような感覚なのでしょう。

浅田美代子さんは、動物愛護の活動を通じ、自らの体験を踏まえて、"繁殖業者の排除" "殺処分ゼロを目指す" ことなどと併せ、飼う側の"最期まで責任をもって面倒をみる意識" などを訴え続けておられます。

「動物を大事にできなくて人を大事にはできない」 とは、浅田美代子さんからお伺いしたたいへん重い言葉です。また、お好きだという次のマハトマ・ガンジーの言葉をよく引用されておられます。

「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方でわかる。」