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あこがれ共同隊

第1回 若者の条件
広介と竜也が出会う。広介は一流のデザイナーになるため、小さな縫製工場で働きながら夢を追いかけていた。朝の原宿。竜也が自転車に乗った明子の伴走でマラソンをしているとき、横合いから広介が飛び出してきた。広介と明子はぶつかり、広介の抱えていたマネキン人形が壊れ、広介と竜也はケンカになる。 (第1回放送には山口百恵さんがモモエ役でゲスト出演)


第2回 ドブネズミの青春
広介はデザインコンクールに応募した。仮に合格しても広介には金がない。質屋のカメラが盗まれ、金に困っている広介が疑われる。広介の叔父がカメラを無断借用していたことがわかり広介の疑いは晴れた。だが、コンクール落選の通知が届く。

第3回 涙の海を渡れ!
五千円のためにチンピラに責められた海老蔵は広介のデザインを売り込みに。令子は広介の才能を見抜くが、彼女はなぜか突きはなす。一方、竜也は祖父から父の死因を聞く。


第4回 二十才の朝に走れ!
竜也は二十歳の誕生日にマラソンの新記録を出し大喜び。これに発奮した大介も20歳を記念し自分なりの服飾デザインを作りあげたいと思った。 (女性ファンの間で話題となった郷ひろみさんと西城秀樹さんの本気モードの喧嘩シーンが放送された回)


第5回 父への挑戦状
自分のデザインで服を作りろうとした広介だが、資金がぜんぜんない。そこで海老蔵と士郎は、広介が誘拐されたと偽って父の洋介に身代金を要求した。だが、事がばれてしまった。


第6回 さよなら原宿
叔父の話にのり広介は大阪行きを決心。だがこれにも父が介在していると知り、名古屋から引き返してしまう。戻った広介を見て士郎や海老蔵は大喜び。この日竜也は心臓病で入院する。


第7回
店を始めた広介に竜也が明子の服を注文。その服が完成した日、竜也は亡き父のランニングシャツを着て病院を抜け出した。だが走っているうちに竜也はヨロヨロと倒れこんだ。 (番組史上有名な、神宮外苑絵画館前の噴水のある池で息絶えた西城秀樹さんを桜田淳子さんがみつけ、池に飛び込みしがみつくシーンが放送された回)


第8回
ある夜、海老蔵と士郎が度胸試しに令子にキスしようと広介をそそのかす。令子は計画をすぐ見破る。令子はそれどころではなかった。洋介がプロポーズしてきたのだ。 (よしだたくろうさんがペーニーレインの客の役でゲスト出演された回)


第9回
服の売り込み成果は、広介と海老蔵合わせて39着、士郎はゼロだった。ショックを受けた士郎は質屋の主人・武造から預かった30万円を持ったまま生きずり女と飲み明かす。その頃、広介と海老蔵の耳に同じデザインの服が他店にもあるという話が・・・


第10回
広介、志郎、海老蔵の三人が夢をかけるファッションメーカー・共同隊が看板をあげた。一方、令子のブティックで万引があった。犯人は洋子。ブティックの主任・剛太にみつけられ、逃げた洋子は運転をあやまって広介が染色していた畠山酒店につっこむ。 (美代ちゃん中心にストーリーが展開する回)


第11回
春子が隣に住む質屋の武造と結婚し、ささやかな結婚式をあけた。二人の楽しい生活が始まった。一方、令子は洋介にプロポーズされ悩んでいる。承諾すれば父の洋介を憎む広介の気持ちを深く傷つけると思ったからだ。令子はそのことを話しに広介を訪ねるが、広介は亡母の写真を前に新しいデザインを考案中で言いだせなくなる。


第12回
共同隊の展示会は台風にたたられた。そのうえ商売敵が流したデマで取引中止まででる始末。だが令子と洋子の婚約発表がデマをぬぐり去り展示会は大盛況。そのころ、令子に裏切られたと思った広介はにぎやかなロック喫茶で考え込んでいた。


第13回
洋子が広介を捜しあてたとき、彼は新宿のバーの屋根裏部屋にいた。しかも眼を悪くしてほとんど見えない状態。洋子は自分の部屋に行くと偽って令子の家に広介を連れていく。だが広介はそこをまた飛び出した。


第14回
広介の目は治ったが、洋子は交通事故で死んだ。令子は洋介に婚約指輪を返し、山荘に隠れてしまう。共同隊の仕事も広介がいないため後が続かない。志郎もやめるといいだす。広介は令子に会ってすべてを解決しようと思い明子と一緒に山荘へ行く。


第15回
広介が帰ってきて共同隊は再出発することになった。幸先よく、一流デパートからコーナーを設けてほしいという話がくる。共同隊は週刊誌にも取りあげられた。そんなとき海老蔵は、商売敵のまり子に呼び出された。引き抜きの魔手がのびてきたのだ。


第16回
令子は原宿を去るつもりでいた。洋介もロンドンに永住しようと決意。二人の結婚は望みうすになった。広介は苦しみながらも二人に会い、結婚するように頼む。共同隊を飛び出した海老蔵は、相手にだまされたことを知るが後のまつり。しかも小切手偽造で逮捕される。


最終回
脱落した海老蔵は広介が頼みに行っても帰らない。志郎も正子を連れて九州へ行くことになった。孤独な広介を励まそうとしてショーの開催を勧めた。ショーは大成功、一人でも仕事を続けると広介は決意するのだった。