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時間ですよ
放送日
1973年(昭和48年)年2月14日(第66回)~9月5日(第95回) 
水曜21:30から 全30回
放送局
TBS(東京)・CBC(名古屋)・ABC(大阪)・RKB(福岡)・HBC(北海道)
提供
花王石鹸、トヨタ自動車
主題歌
東京下町あたり
劇中歌
赤い風船、恋はみずいろ、若葉のささやき、街の灯り、涙から明日へ

概略
美代ちゃん17歳の誕生日の前日に放送が再開した東京・五反田のお風呂屋さんを舞台とする連続テレビドラマ。裸の女性が出てきたり、ウルトラマンが出てきたり、堺正章さんのかくし芸(ごはん投げ)が披露されたりと何かと伝説を残す。1970年(昭和45年)2月4日放送開始の第1話から配役を代えながらも連続するストーリーとなっており、後年、この期の放送分を俗に第3シリーズ と区分される。

1972年(昭和47年)初夏のころ、一人の高校生の少女が、東京の街中で有名芸能プロダクションのある人物の目にとまる。その少女は言い知れない可能性を秘めた少女で、それを見抜いた彼は、熱心な芸能界入りの勧誘を続け、あきらめない彼の姿勢に根負けした少女の家族は、その結果を以て勧誘のけじめにできると考え、このドラマの新人オーディションを受けさせる提案を承諾する。

総応募者数は2万5千人に達していたと伝えられる。12月4日、一次審査から選抜された数十名の候補者に対する最終審査があり、少女の記憶では、当時リバイバルヒットしていた「若者たち」を歌ったという。

12月下旬、期待の新人として本名とともに初めて少女は世に紹介された。芸名が募集されるも、その愛くるしくさわやかな浅田美代子という少女は瞬く間に認知され、放送当日の新聞主要紙ラテ欄では、ついに今日あの浅田美代子がデビューするというニュアンスをも含んで紹介された。その日、新しくメンバーに加わった少女の役名には、その少女を発掘した男の名字があてがわれ、1973年(昭和48年)2月14日、「時間ですよ」は放送再開される。美代ちゃんの活躍が始まった。

配役
相馬ミヨ子
浅田美代子
松の湯の脱衣場係 ミヨちゃん なぜか木枯し紋次郎と同郷
松野まつ
森光子
松の湯のおかみさん ミヨちゃんを母親代りに可愛がってくれる
松野祥造
船越英二
松の湯の主人 ミヨちゃんを娘のように思ってくれる
宮崎健
堺正章
松の湯のボイラー係 ミヨちゃんを妹のように可愛がってくれる
大前田浜子
悠木千帆
松の湯の先輩脱衣場係 (美代ちゃんを後まで公私気にかけ指導してくれる)
松野一郎
松山英太郎
長男でサラリーマンをしている お風呂屋を継ぐ気はない
松野芙美
松原智恵子
一郎の嫁 松の湯の一員になることが幸せと考えている
マリ
天地真理
隣家の2階に住むマリちゃん 以前から健があこがれている
田村涼子
篠ヒロコ
小料理屋おかめの美人おかみ 白血病で亡くなる