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事件ファイル110・甘ったれるな (第1回 狙われた女高生)
放送日
1976年(昭和51年)1月13日(火) 20:00から
放送局
TBS系
監督
富本壮吉
主題歌
人は旅人
制作
TBS 松竹

概略
高校性、一番多感な時期。まだまだ社会の厳しさなど本当にはわからない。洋子は父親を困らせてやろうとわざと遊び歩いていた。 親の愛情に飢え、かまってほしいのだ。遊ぶ金も欲しい。

洋子はボーイフレンドのアキラと相談、あろうことか洋子の父親をゆすろうということになる。ところがこの二人の会話を指名手配中の男が聞いていて、本当の誘拐事件に巻き込まれてしまったことから話がややこしくなる。身代金は3百万円。洋子の父親は犯人からかかってきた電話の声を録音していた。最初にかかってきた電話の声は少年の声。立原刑事と戸田刑事の分析では、聞き覚えのあるその声はアキラという高校生で、洋子とは親しい仲。城南署は偽装誘拐と断定する。ところが、再びかかってきた電話の声は違っていた。身代金も1千万円に。その頃、洋子とアキラは二人の男にナイフを突き付けられていたのだった。

颯爽とした捜査一課とは対照的な少年係の警察官たち。陽が当たらずとも職務を全うする警察官の誇り。 撃ち合いもなければカーアクションもない。「事件ファイル110・甘ったれるな」は、非行から少年少女を救う心やさしい少年係の警察官たちの姿を描く地味な刑事ドラマ。「 甘ったれるな」とは少年少女に送る逆説的なエールを意味する。

このドラマは、毎回人気タレントをゲストを招いて全14話が放送され、美代ちゃんはその初回放送のゲストとして出演された。実年齢ではすでに高校卒業後の年齢になっておられたが、リアルな高校生の役を好演された。

余談一片。主題歌が妙にこの番組にハマっていた。なぜか、このシリーズの多くに女高生というサブタイトルがつけられ放送されていた。

配役
洋子
浅田美代子
甘えがあり遊び歩く高校生 父親は金融業者
アキラ
川代家継
洋子のボーイフレンド 補導歴がある
立原刑事
村野武範 
(レギュラー)
戸田刑事
下條アトム
(レギュラー)
署長
山村聰
(レギュラー)
吉川婦警
五十嵐淳子
(レギュラー)
堺刑事
青空はるお
(レギュラー)