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寺内貫太郎一家
放送日
1974年(昭和49年)1月16日~10月9日 水曜21:00から 全39回
放送局
TBS(東京)・CBC(名古屋)・ABC(大阪)・RKB(福岡)・HBC(北海道)
提供
花王石鹸、トヨタ自動車
挿入歌
しあわせの一番星、虹の架け橋、リリー・マルレーン、リンゴがひとつ
ロケ地
東京都台東区 不忍池 国鉄上野駅ほか
再放送
1976年(昭和51年)1月19日~1976年(昭和51年)3月18日 14:00から

概略
お手伝いさんのミヨちゃんは、石屋の寺内家では家族同然で、旦那さんの貫太郎が癇癪を起して取っ組み合いのけんかを始めると、あたかも始まるタイミングを知っていたかのように同郷のおばあちゃんと食卓をかつぎ退避し、いつも指先を切った手袋をしているおばあちゃんが部屋に貼っている大きなポスターを見つめて「ジュリ~」と言った後、21時45分頃になると長男の周平と屋根の上で歌を歌うというドラマ。この展開は後に少し変わった----。おしなべて寺内家の食事は種類が豊富で豪華なものだった。

元々「時間ですよ」の続きが制作される予定もあったが、水曜劇場の視聴率晩回のため、急遽、新企画でスタートした。向田邦子さんの脚本。前々作「時間ですよ」で人気があった堺正章さん、悠木千帆さん、美代ちゃんの3人を再起用するほか、万全の企画が練られた。悠木千帆さんはすべてのスケジュールをキャンセルし、このドラマでのおばあちゃん役に臨んだという。美代ちゃんは物語の中でも重要なポジションを占める役回り。堺正章さんの出演は見送られたが、第一回放送にゲスト出演された。誰が主役というものがなく、美代ちゃんがおっしゃっていた「ドラマはチームワーク」の意味が特に良くわかるドラマである。企画は大成功し平均30%を超える驚異的な視聴率とともにホームドラマの代名詞として、今なお語り継がれている。74年のテレビ大賞を受賞。

配役
相馬美代子
浅田美代子
新潟から出てきたお手伝いさん ミヨちゃん
寺内貫太郎
小林亜星
東京の谷中で4代続いている石貫の当主 異常に太っている
寺内里子
加藤治子
おかみさん 美人で上品で優しい
寺内きん
悠木千帆
寺内家で一番ユニークなおばあちゃん 元々はこの家の女中
寺内静江
梶芽衣子
寺内家の長女 幼い時に倒れた石が元で脚が不自由
寺内周平
西城秀樹
ミヨちゃんが憧れる寺内家長男 よく家を空ける
上条裕也
藤竜也
静江の恋人 子持ちのバツイチ 池之端のアパートに住む
マユミ
いけだももこ
周平のガールフレンド ミヨちゃんがヤキモチをやく

時々登場し屋根の上でミヨちゃんの歌を聞く