WORK
LEGEND
CONTENT LIST
美代ちゃんの髪型



二人の美代ちゃんがいたような気がする。-------それは多くの人に共通する記憶のようです。ドラマの時と歌の時。最初の頃と後の頃。ほのぼのとした感じと切ない感じ----少なからず髪型による影響があったことは間違いないと思いますが、あるいはまた、最初から美代ちゃんの中に同居していた個性なのかもしれません。





デビューされてから1年間くらいを通しての一番スタンダードなミドルロングの髪型。美代ちゃんの髪は、ホントしなやかさらさらでした。美代ちゃんは都会的な雰囲気の人でしたが、なぜかドラマでは地方から出てきた少女の役が中心。美代ちゃんの素朴さがそれをカバーしていたのでしょうか。



1973年(昭和48年)、日本列島を席巻したいわゆるミヨちゃん結び。女の子はみーんなマネしました。休み時間に、猿の毛づくろいよろしく、女子たちが交替でこの髪型を結っていた光景を覚えている方もいらっしゃるのでは。




1973年(昭和48年)後半から翌年にかけて、頬のあたりの両サイドをカールした、とってもオシャレな髪型。これも結構マネする子がいました。美代ちゃんは頻繁に髪型を変えられましたが、なんでも似合う人でした。この髪型を、真珠カールなどと勝手に名付けた人がいます。



1974年(昭和49年)の中頃から、横分けのアレンジが入ったロングへと少しずつ変えて行かれました。ステージ衣装もパンタロンやロングスカートへと。美代ちゃんにお姉さんのようなイメージを持つ方は、この頃に出来上がったものかもしれません。



1974年(昭和49年)暮から1976年(昭和51年)はじめ頃のさらさらと風になびくようなロングヘア。この長い期間の一番スタンダードな髪型でした。前髪をL字型に折り返したような、さらに大人っぽい印象に変えていかれました。当時、結構流行していた髪型で、たとえば落合恵子さんとか風吹ジュンさんなんかもよく似た髪型をされていました。


1976年(昭和51年)夏頃。もう美代ちゃんが歌番組のステージに立たれることもなくなり、あまり印象にない方もいらっしゃるかもしれませんが、美代ちゃんは一時期思い切ったショートカットにされていました。その頃のドラマの中での髪型です。



※美代ちゃんは、頻繁に髪型を変えられることで有名でした。美代ちゃんの代表的な髪型のだいたいのイメージをご紹介したもので、「ちょっと違う」とか「似てない! 」とか、そういう苦情は一切受け付けませんので、あしからす(汗)。